音、 ページ20
朝食に、わたしが教えた味噌汁が用意された。
その中にアサリが入っていたのが謎だった。
わたしは貝料理がかなり大好きだ。
だから嬉しかったけど、でも、なんか珍しいな。
ロノ「おはようございます!」
『……………ぉ、』
ロノ「あ、⦅おはようございます⦆」
『ぉ、は…っ、ぃょ』
ロノ「⦅主様が前に教えてくれた味噌汁を作ってみました!
初めてなので、上手く作れてるかは不安なんすけど、⦆」
食べる前に、わたしはアサリの効果について調べてみた。
わたしは何にでも興味を持つ性格なので、
草花の名前とかも、直ぐに調べてメモするの。
……………アサリは、難聴にも効果があるのか…。
ロノ「っへへ、気づいちゃいましたか?」
『ふぇ、!?』
ロノ「『ふぇ』って、かわいすぎるっすよ///!
いろいろ調べて、その中で目に止まったのがたまたまアサリだったんす。
そういえば、アサリの味噌汁が好きって聞いたので、作ってみました」
『っ(涙)』
バスティン「主様、(ワタワタ)」
ロノ「ど、どどどうしたんすか!? え、まさか俺
言ったらいけないこと言っちゃいましたかね!?」
違う……………ちがうのに。
嬉しいのに、またみんなに負の感情を抱かせてしまってる。
ごめん。こんなよわよわな主でごめんなさい。
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作者名:星空ブリキ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Buliki/
作成日時:2023年7月1日 22時