日常。【悪魔執事と黒い猫】 (ページ16)

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ふわふわページ16

ﾕｰﾊﾝside

真夏の日に、主様はあんまんを持ってきてくださった。

出来立てに近く、少し冷えているけど温かかった。

主様の自室で二人で、おいしいね、と言い合いながら食べる。

家族も、故郷も、友も失い、処刑される寸前。

わたしはルカスさんとバスティンさん、ベリアンさん、そして、

今わたしがこうして生きていられてるのは、悪魔執事の、

何より、主様のわたしを救いたいという心があるから。

ふわふわしていて飛ばされそうなのに、

助けようとしてくれた目はどっしりとしっかりとしていて、

でも、こうやって話しているときは普通の女の子。

わたしは彼女に、Aさんに、

執事としての気持ち以上のものを抱いてしまっている。

『〜〜〜〜〜〜〜っ/// ふわふわぁあああ///』

ﾕｰﾊﾝ｢っふふ｣

頬を赤らめている様子に、不意に胸の奥がきゅんとした。

ﾊﾅﾏﾙ｢おー主様〜｣

ﾕｰﾊﾝ｢ハナマルさん(ピキピキ……………)｣

ﾊﾅﾏﾙ｢なんか美味そうなもん食ってんな｣

ﾕｰﾊﾝ｢これは主様が“わたしのために”買ってくださったものなのです。
まぁ、いつも礼儀がなっていない貴方に、
主様があげるような代物などはありませんしね｣

『わーわーわーわー喧嘩しないでぇえええ(汗)』

〜ふわふわ完〜

、

ちるみ様、リクエスト本当にありがとうございました!

ハウレスさん、テディくん、ユーハンくんの恋愛ものでした。

上手く書けてるかな……………大丈夫かな……………

恋愛小説はマジで経験ゼロなんです(汗)