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心に寄り添う ページ12

少女「ぱぱとはぐれた……………
ままいないから、ぜったいにお手手、
はなさないでっていわれたのに(涙)」

『パパとはぐれちゃったか(汗)
パパ、どんなお洋服着てたか、覚えてる?』

少女「えっと、黒い服着てるの」

ベリアン「黒い服……………
黒い服を着ている男性は、この辺りには多くいます」




さて、探しに行こうか、と立ち上がった時、

あたりの人から大きな悲鳴が上がった。

空を見上げると、そこには数人の天使がいた。

 



『…! 天使…!!』

ベリアン「主様、悪魔の力の解放をお願いします!
テディくんは、執事たちに応援要請をお願いします!」

テディ「は、はい!」

少女「おねえちゃ、?」

ベリアン「今からわたしたちが、あの空にいる悪い奴をやっつけます。
君は、このお姉ちゃんのそばを絶対に離れないでくださいね」





心配させないように、いつものふわふわの笑顔でいうベリアン。

わたしは、いつも持ち歩いている分厚い本を取り出し、

悪魔の力を解放するページを開いて指で紋章をなぞる。





『《来たれ、闇の盟友よ。我は汝を召喚する。
ここに、悪魔との契約により、ベリアンの力を解放せよ》』






ベリアンの内側にある契約悪魔【ベリアル】の力を解放させると、

どこからともなく武器を取り出し、それを天使向かって振り回す。

刃物に抉られて斬られた天使は光の粒になって消える。

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設定タグ:星空ブリキ , 悪魔執事と黒い猫 , あくねこ   
作品ジャンル:ファンタジー
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作者名:星空ブリキ x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Buliki/  
作成日時:2023年7月1日 22時

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