困難はやってくる ページ33
二宮先生side
友達かららしい電話に出たAちゃんの顔が
漫画でも見てるかのように蒼ざめていく。
「…うん、どーしよう…ありがと」
明らかに急降下したテンションで電話を切ると
「せんせえ…っ、どうしよう…」
もう目には涙が浮かんでて
二宮「どうした？」
「私…ママに七南の家で勉強会してるって嘘ついてるのに…」
二宮「のに？」
「今ママが七南の家に差し入れ持ってきたみたいで…、それで…」
二宮「まじ？」
続きは聞かなくても分かる、
その七南ちゃんって子の家にAちゃんがいないから
ママ激怒。
そんなとこだろう…って当たり前か。
「どうしよう。どうしよう先生！」
焦って取り乱してるAちゃんは
もうボロボロ泣いてて
二宮「先生のとこにいるっつったの？」
「うん…。」
二宮「そっか。…まぁでも、大丈夫だよ。俺が何とかするから。ね？」
「でも…」
二宮「今すぐ帰ろう？まだ８時だから大丈夫。」
泣きじゃくるAちゃんの手を引いて、
車に乗せると、
一度うちに荷物を取りに戻ってすぐAちゃん家に向かう。
大丈夫、どうにかするって言ってもね…
やっぱり
いつまでもAちゃん家に辿り着かなければいいのに…って考えてたから
かえって
あっという間に見覚えのある道に出てしまって
二宮「良い？ママの前では俺に話し合わせんだよ？わかった？」
「でも…」
二宮「わかった？」
「はい…」
Aちゃんに言い聞かせて、
一階の明かりがついた大きな一軒家の前に車を止めた。
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こまち(プロフ) - しろさん» 甘い時間台無しですみせん〜〜（ ; ; ）！！ (2016年10月7日 18時) (
レス) id: e91552ea99 (このIDを非表示/違反報告)
こまち(プロフ) - ジュンさん» 辛い感じになってしまってすみません…（ ; ; ）先生と主人公ちゃんを見守ってあげてください〜（ ; ; ）！！ (2016年10月7日 18時) (レス) id: e91552ea99 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - ううう（ ; ; ）せっかくの甘い時間が…。このまま会えなくなるなんてやだなぁ… (2016年9月28日 20時) (レス) id: 1fd63b4fae (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - 見守りますーー。けどこれは、カテキョはもう無理なのか？先生なんか仕事にまで自信無くしちゃってるしなぁ。つくづくバレるって怖いなぁって思ってます。 (2016年9月28日 10時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
こまち(プロフ) - ジュンさん» ピンチを見守って下さいー！（ ; ; ） (2016年9月27日 23時) (レス) id: e91552ea99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こまち
| 作成日時：2015年5月30日 18時
