大人の男の部屋 ページ27
しばらく走ると前に通った事のある道に出て、
前に外から見ただけの先生のマンションが現れた。
「オートロックなんですね！」
二宮「今時珍しくないでしょ(笑)」
「大きなマンションですね！」
二宮「あんなデカイ一軒家にすんでるワガママお嬢のくせに」
1人はしゃいでる私に
相変わらずな二宮先生だけど、
二宮「はい、どーぞ」
開けてくれたドアの向こうに広がる部屋が
あまりにも片付いてたから…
「先生掃除しました？」
二宮「地味に勘が良いのやめなさい。」
「だって綺麗すぎ…」
二宮「あんたが来るからでしょーが」
ちょっとは私のこと気にしてくれたんだって嬉しくなった。
先生の家は
リビングの真ん中に木のテーブルと、黒いソファがあって、
その目の前に大きなテレビとシアタースピーカー…
大人の男の家だ…
私の知ってる、
二段ベッドを一段に崩したベッドに
学習机と漫画の本棚が並んだ男(槙)の部屋とは大違いだ…。
そしてなぜかその部屋の片隅に小さな折りたたみのテーブルと座椅子が置いてあって
二宮「ここ。3日間のあなたのスペースね」
そこを指差した先生がニッコリ。
「私のスペースを作ってくれたんですか！？」
感動する私と、
二宮「あ、うん。…なんでこんな所なんですか！？って言うのかと思ってた(笑)」
私の反応に意外だぁって呟く先生。
座椅子に座ったら
バルコニーに続くガラス戸から丁度外が見えて
「快適です！」
二宮「まだ何もしてないでしょ？」
なんかもう…幸せでいっぱいだった。
二宮「じゃあ早速お昼までにコレ、解くよーに。俺はあっちで仕事してるから何かあったら呼んでね」
そう言って隣の部屋に先生が消えていく。
…うん、勉強合宿だ。
今日はこれただけ満足だ。
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こまち(プロフ) - しろさん» 甘い時間台無しですみせん〜〜（ ; ; ）！！ (2016年10月7日 18時) (
レス) id: e91552ea99 (このIDを非表示/違反報告)
こまち(プロフ) - ジュンさん» 辛い感じになってしまってすみません…（ ; ; ）先生と主人公ちゃんを見守ってあげてください〜（ ; ; ）！！ (2016年10月7日 18時) (レス) id: e91552ea99 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - ううう（ ; ; ）せっかくの甘い時間が…。このまま会えなくなるなんてやだなぁ… (2016年9月28日 20時) (レス) id: 1fd63b4fae (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - 見守りますーー。けどこれは、カテキョはもう無理なのか？先生なんか仕事にまで自信無くしちゃってるしなぁ。つくづくバレるって怖いなぁって思ってます。 (2016年9月28日 10時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
こまち(プロフ) - ジュンさん» ピンチを見守って下さいー！（ ; ; ） (2016年9月27日 23時) (レス) id: e91552ea99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こまち
| 作成日時：2015年5月30日 18時
