ぐるぐる ページ18
A「ここどこ？」
二宮「ん？」
「どこへ行くの？」なんて
途中で聞けなくて、
ただ先生の車に揺られてたら
二宮「先生んち。」
A「…えっ！？」
先生の家に連れてこられてしまったみたい…。
二宮「ま、上がらせないけど」
A「え…なんでですかっ」
目の前にシンプルな外観のアパートが建っているのに、
二宮「…さすがにマズいよね？(笑)どー考えても。」
A「なんでですか？彼氏と彼女なのに…」
二宮「その前に今は先生と生徒でしょ？」
頑なに家へは上げてくれない。
A「…ふんっ」
自分が連れてきたくせに！！
いじけて先生に背を向けたら
二宮「…ふんっ じゃないよ(笑)」
背後でクスクス笑ってる先生。
私が「拗ねた」くらいじゃ
全く折れない…。
A「じゃあ何で連れてきたんですか！？意味わかんない！…もう帰る！！」
それが悔しくて
意地を張ってそう言ったら
二宮「意味わかんない！って(笑)」
また小さく笑った先生が急に真顔になって
二宮「あのね、俺だって本当はあなたのこと家に連れて帰りたいよ。我慢してんの。わかる？」
じっ…と私の顔を見つめ
二宮「じゃあ何で連れてきたかって？…それは、まぁ、ね？ほんとは、連れて帰ろうとしてた(笑)」
照れたように頭を掻くと、
二宮「前にもあったけどさ…あんな帰りたくなさそーな顔したらダメでしょ？」
次の瞬間には
またいつもの悪魔に戻って
二宮「先生の家を外から見学ツアーでしたぁ〜。おしまい〜。さ、帰ろう。」
私の背中をポンポンと押して
もう一度車に乗り込むように促す。
A「…」
二宮「…」
先生の家から私の家へ帰るまで
ふたりとも何故か無言で…
だけどやっぱり私は先生のことばかり考えてる。
「我慢してんの。わかる？」
さっき先生が言った言葉が
ぐるぐる頭を回って
二宮「着いたよ？」
うちへ着くまであっという間だった。
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こまち(プロフ) - しろさん» 甘い時間台無しですみせん〜〜（ ; ; ）！！ (2016年10月7日 18時) (
レス) id: e91552ea99 (このIDを非表示/違反報告)
こまち(プロフ) - ジュンさん» 辛い感じになってしまってすみません…（ ; ; ）先生と主人公ちゃんを見守ってあげてください〜（ ; ; ）！！ (2016年10月7日 18時) (レス) id: e91552ea99 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - ううう（ ; ; ）せっかくの甘い時間が…。このまま会えなくなるなんてやだなぁ… (2016年9月28日 20時) (レス) id: 1fd63b4fae (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - 見守りますーー。けどこれは、カテキョはもう無理なのか？先生なんか仕事にまで自信無くしちゃってるしなぁ。つくづくバレるって怖いなぁって思ってます。 (2016年9月28日 10時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
こまち(プロフ) - ジュンさん» ピンチを見守って下さいー！（ ; ; ） (2016年9月27日 23時) (レス) id: e91552ea99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こまち
| 作成日時：2015年5月30日 18時
