悪魔の微笑み ページ2
ドクドク…ドクドク
痛いくらい、苦しいくらい早く脈打つ心臓。
先生の白い腕がクロスして
ギュッと私を抱きしめる。
ーーーだって…好きだなんて言われてさ、この子は俺のこと好きなんだって思ったら、止められるもんも止めらんなくなるでしょ？
この言葉の真意はナニ？？
A「せんせ、、？」
二宮「ん？」
A「オバカな私にもわかるように…言ってください」
相変わらず、
腕をはなすことない先生の声が
後ろから私の耳をくすぐる。
二宮「好きって言われるとさ、どんな相手だとしても意識しちゃうじゃん？」
ため息まじりに言い放った先生の言葉に
槙の顔が浮かんだ。
確かに今まで単なる幼馴染みだったのに、
あの日以来なんとなく気まずくて
物凄く意識してる…。
二宮「デショ？…」
先生は槙のことなんて全く知らないけど
私が納得した様な顔をしていたのか、誇らしげに口角を上げると
やっと腕をはなして、
二宮「Aちゃんは俺の生徒なのにね、好きって言われると、そんな関係壊したくなんの。」
真面目な顔で私を見つめ、言う。
A「先生…」
二宮「だからあんま挑発しちゃダーメ」
ポンポンと、
子供に言い聞かせるように私の頭を叩くと
二宮「先生と生徒っていう、この関係を壊したらAちゃん困るでしょ？」
眉間に浅くしわを寄せて目を細める。
A「…困らないです！」
咄嗟に言い返したら…
二宮「Aちゃんは今、受験生ですよ？」
A「でもっ…」
二宮「お勉強と、先生。…両立できんの？(笑)」
先生はさっきまでの真面目な感じとは一転して、
…妖しく笑ってる。
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こまち(プロフ) - しろさん» 甘い時間台無しですみせん〜〜（ ; ; ）！！ (2016年10月7日 18時) (
レス) id: e91552ea99 (このIDを非表示/違反報告)
こまち(プロフ) - ジュンさん» 辛い感じになってしまってすみません…（ ; ; ）先生と主人公ちゃんを見守ってあげてください〜（ ; ; ）！！ (2016年10月7日 18時) (レス) id: e91552ea99 (このIDを非表示/違反報告)
しろ(プロフ) - ううう（ ; ; ）せっかくの甘い時間が…。このまま会えなくなるなんてやだなぁ… (2016年9月28日 20時) (レス) id: 1fd63b4fae (このIDを非表示/違反報告)
ジュン(プロフ) - 見守りますーー。けどこれは、カテキョはもう無理なのか？先生なんか仕事にまで自信無くしちゃってるしなぁ。つくづくバレるって怖いなぁって思ってます。 (2016年9月28日 10時) (レス) id: 4c513d08fd (このIDを非表示/違反報告)
こまち(プロフ) - ジュンさん» ピンチを見守って下さいー！（ ; ; ） (2016年9月27日 23時) (レス) id: e91552ea99 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こまち
| 作成日時：2015年5月30日 18時
