その瞳に映るもの【灰崎祥吾】マリイ様リクエスト ページ5
〜灰崎〜
「祥吾くーん。お疲れ」
ちっさい体でちょこまか動かれると見つけるのに苦労する
タオルを受け取って座らせ「動くな」と言えば大人しくなる
要領は悪いが俺に対しては気が利く
桃井「ねぇA。灰崎くんのどこがいいの?テツくんのほうが素敵じゃないかな」
「カッコ良いとこだよ」
曇りない瞳は周りを黙らせた
つい1週間前までは顔も知らなかった女
たまたま俺の通学路でナンパ野郎から助けただけで懐いてきやがった
鬱陶しいだけだが何かの役に立つかもしれないから、一応は側に置いておく
黄瀬「祥吾くんなんてやめて俺にしとかないっスか」
灰崎「おい涼太。勝手なこと抜かしてんじゃねぇぞ」
人のもんを奪うのは好きだが、自分のもんにちょっかい出されると腹立つ
気分が悪ぃな
今日はもう部活する気も起きなくなって帰ることにした
虹村「おーい灰崎?誰が帰っていいつった?」
灰崎「ちょっと頭痛いんで早退します。ほんとマジで。キャプテンに頭鷲掴みにされてるから」
「虹村さん!頭痛は舐めてたら大変なことになります」
虹村「はぁぁーー。いいよ分かった。もう帰れ。そん代わり、外で喧嘩したらどうなるか分かってんだろうな?((ニッコリ」
「大丈夫ですよ。だって祥吾くん。今まで一度もトラブル起こしたことないですし」
灰崎「余計なこと言ってんじゃねぇ!行くぞ!!」
虹村「Aが側に居るの、ねぇ……」
黄瀬「それってつまり祥吾くんはAっちのことが……」
「今日はシャワー浴びないの?」
灰崎「そんな汗かいてないからな」
こんな早く帰れんのに別の人ことで時間を使ってたまるか
コイツは俺を好きで間違いないはずなのに全然告ってこねぇ
灰崎「お前。俺のこと好きなのか」
「うん。大好き」
ならさっさと告れよ
何度もチャンスあっただろうが
こうして一緒に帰って2人きりになってやってんだぞ
俺から告ればいい?
んな女々しいことできっか!!
まさか俺を好きって男としてじゃなくて人として?
目に見えるほどの好意を撒き散らしているのに、それはありえない
「祥吾くん。帰り道から逸れてるよ」
灰崎「いいんだよ。寄り道してくんだから」
「だって頭痛いんだよね」
灰崎「アイス食うぐらいは平気だっての。キャプテンには黙っとけよ。怒られんの俺だから」
バカ正直に帰ってたまるかよ
最近はAに群がる男も増えてきたし、今日中に告らせてやる
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まゆ(プロフ) - ポチさん» 大丈夫だと思います!また、作るのに時間ください! (8月22日 22時) (レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - 三蔵達に出会い、一緒に旅する事になり、悟浄に気に入られ、口説かれ、ヒロインは拒みますが、最後はくっつく話が良いです。 (8月22日 18時) (レス) id: 07a8a54005 (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - ありがとうございます。最遊記のまた悟浄お相手のお話なんですが大丈夫ですか?内容は想いを寄せる幼なじみを想う一人旅していたヒロインに悟浄が想いを寄せる話が読みたいです。具体的にお伝えしますと、遠くに行ってしまった幼なじみを想いながら一人旅するヒロインが (8月22日 18時) (レス) id: 07a8a54005 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ポチさん» 大丈夫ですよ!私がかけるアニメでしたら何でも! (8月22日 17時) (レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - こんにちは。この前は小説書いて頂き、ありがとうございます。お礼を言うのが大変遅れてすいません。久し振りにリクエストしたいのがあるのですが良いですか? (8月22日 16時) (レス) id: 07a8a54005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆ | 作成日時:2021年6月12日 8時