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〜悟浄〜
女の子がいるだけで空気が変わるわ
空気みたいな存在感ではあるけど、俺達がちゃんとAちゃんがいるってことを忘れなきゃいいだけのこと
前を向いて歩き出すには時間がかかりそうだ
で、毎度おなじみの三蔵様を狙う妖怪のお出ましか
どうせモテるならかわい子ちゃんにモテたいもんだ
妖怪相手に戦ってたAちゃんなら大丈夫だろうと思いながら横目で見ると、戦う意志のないまま突っ立てた
動きを目で追えるほど経験値は高いはずなのに
あぁ、捨ててるのか。自分の命をもう
村にいても外に出ても、何も変わらないか
あの子にとって生きる意味は、もうこの世にいない黒猫だけ
ヘイゼル｢ガト。行きなはれ｣
森の中から聞こえた声と、三蔵のものでない銃声
ヘイゼル｢三蔵はんともあろうお方が、女の子一人守れへんなんて、どんな大物の妖怪かと思えば｣
三蔵｢連れて来たのは俺じゃなくて、そこの三人だ｣
ヘイゼル｢そういうことにしときましょ。ま、この人死んでも、ウチが生き返らせてあげますけど｣
｢え……？｣
悟空｢そういうつまんねぇ冗談はコイツらを倒してから言えよな｣
思わぬ形の共闘により、早くカタがついた
嫌味ったらしいナルシストのヘイゼルはAちゃんを見ては
ヘイゼル｢えらいべっぴんさんやわぁ。この髪も、まるで空みたいに綺麗や｣
八戒｢悟浄みたいなナンパしてますね｣
悟浄｢俺ァあんな寒いこと言わねぇよ｣
八戒｢自覚してないだけで言ってますよ｣
ヘイゼル｢黒猫使いの巫女さん｣
悟空｢ミコ？｣
ヘイゼル｢って、噂を聞いただけですよ。本物見るんは初めてですわ｣
ヘイゼルの話しによると、Aちゃんは妖怪の間では俺達並の有名人
あの村の近くにある町の人もAちゃんのことを知っていて、月に一度妖怪を阻む結界を張っている
Aちゃんが住む村に張ってないのは、Aちゃん自身が戦えるから
いつも黒猫を連れてることから黒猫使いと呼ばれるようになった
ヘイゼル｢ここで会えたのも何かの縁ですしご一緒してもいいですか｣
三蔵｢いいわけねぇだろ。これ以上、西に行くのを遅らせるわけにはいかないんだよ｣
ヘイゼル｢せやった。三蔵はんは異変を止めるために西に向かってたんや。やったら、この……巫女さんだけでもお借り出来ませんか。いっぺん話しがしたいなぁ思うてたんですわ。それに巫女さんも何や、ウチと話しがしたそうですし｣
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まゆ(プロフ) - ポチさん» 大丈夫だと思います！また、作るのに時間ください！ (8月22日 22時) (
レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - 三蔵達に出会い、一緒に旅する事になり、悟浄に気に入られ、口説かれ、ヒロインは拒みますが、最後はくっつく話が良いです。 (8月22日 18時) (レス) id: 07a8a54005 (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - ありがとうございます。最遊記のまた悟浄お相手のお話なんですが大丈夫ですか？内容は想いを寄せる幼なじみを想う一人旅していたヒロインに悟浄が想いを寄せる話が読みたいです。具体的にお伝えしますと、遠くに行ってしまった幼なじみを想いながら一人旅するヒロインが (8月22日 18時) (レス) id: 07a8a54005 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ポチさん» 大丈夫ですよ！私がかけるアニメでしたら何でも！ (8月22日 17時) (レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - こんにちは。この前は小説書いて頂き、ありがとうございます。お礼を言うのが大変遅れてすいません。久し振りにリクエストしたいのがあるのですが良いですか？ (8月22日 16時) (レス) id: 07a8a54005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まゆ
| 作成日時：2021年6月12日 8時
