涙を流す君の笑顔【沙悟浄】ポチ様リクエスト ページ22
〜悟浄〜
あぁーー暇だ
もう何日、かわい子ちゃんに会ってないんだ
こんなむさ苦しい野郎共と朝から晩まで顔を付き合わせなきゃいけねぇ地獄
いい加減にして欲しいぜ全く
悟空「あ、八戒!村だ!!」
八戒「久しぶりにベッドで眠れそうですね」
悟浄「俺はお姉ちゃんと熱ーい夜を過ごせればいいや」
三蔵「最低でも4部屋ある宿だ」
三人『さんせーい』
小さな村
よそ者が珍しいのか、わらわらと集まってくる
悟空「なぁなぁ。ここって宿ある?あと美味い飯も!!」
女「それならこっちだよ」
八戒「つかぬ事を伺いますが、この村は妖怪に襲われたりしないんですか?見たところ、被害はないようですが」
女「お兄さん達、もしかしてずっと遠くから来たのかい」
八戒「ええ、まぁ」
女「この村を襲う妖怪はもういないさ」
三蔵「もう?ということは以前はいたのか」
おばちゃんは困ったように笑っては、ここが宿だと言って逃げるように去っていった
部屋は4つ確保して、これで一人の時間が持てる
とにもかくにも飯だな
ここ数日、まともなもん食ってないからたらふく食ってやる
八戒「さっきチラッと聞いたんですけど、この村を妖怪から守ってくれてた人がいたんですか」
男主人「ああ……Aちゃんのことか」
女主人「あの子ね。どこからか流れ着いてきたのよ。笑顔が可愛くて真面目で良い子で。突然、近隣の妖怪が襲ってきたときにも、追っ払ってくれたの。それから何度かそういうことがあって、妖怪の間でこの村は襲えないって噂が広まったのか、ピタリと来なくなったの」
八戒「その人は今も村に?」
悟空「女なんだよなソイツ。強ぇの」
男主人「Aちゃんのアレは法力みたいなもんだこら、武力とかそんなんじゃないんだよな」
三蔵「法力?寺で修行でもしてたのか」
男主人「みたいな、であって法力じゃないんだ。呪文みたいのを唱えてやっつけるんだ」
法力に似た力ねぇ
どこぞの宗教様みたいに異国の人間か?
俺らには関係ないが
悟浄「その子可愛い?」
女主人「Aちゃんは村一番のべっぴんさんよ」
そりゃ是非お目にかからないと
Aちゃんって子は“今は”橋を渡ったとこに一人で住んでる
飯も食い終わって、どんな可愛い子か顔を拝みに行くと長い髪が風に吹かれる人影が見えた
もっと近くに寄れば、真っ赤な血の色をした俺とは対象的な、真っ青な髪を持つ女が虚ろな目で俺を見ていた
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まゆ(プロフ) - ポチさん» 大丈夫だと思います!また、作るのに時間ください! (8月22日 22時) (レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - 三蔵達に出会い、一緒に旅する事になり、悟浄に気に入られ、口説かれ、ヒロインは拒みますが、最後はくっつく話が良いです。 (8月22日 18時) (レス) id: 07a8a54005 (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - ありがとうございます。最遊記のまた悟浄お相手のお話なんですが大丈夫ですか?内容は想いを寄せる幼なじみを想う一人旅していたヒロインに悟浄が想いを寄せる話が読みたいです。具体的にお伝えしますと、遠くに行ってしまった幼なじみを想いながら一人旅するヒロインが (8月22日 18時) (レス) id: 07a8a54005 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - ポチさん» 大丈夫ですよ!私がかけるアニメでしたら何でも! (8月22日 17時) (レス) id: ee04455451 (このIDを非表示/違反報告)
ポチ - こんにちは。この前は小説書いて頂き、ありがとうございます。お礼を言うのが大変遅れてすいません。久し振りにリクエストしたいのがあるのですが良いですか? (8月22日 16時) (レス) id: 07a8a54005 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:まゆ | 作成日時:2021年6月12日 8時