【名探偵コナン】工藤新一の相棒

２０・Q.E.D. ページ21

帰りの電車の中。蘭ちゃんの前の席でも俺は膝の上に小さなホームズ君を乗せて服部の隣に。そして事情説明。



「へー薬で小さくねー…。
それでその組織を調べるために、好きな女の所にころがり込んどるっちゅうわけか…」


「べ、別に好きじゃねーよ。あんなめんどくせー女…」



蘭ちゃんがおじさんと話してる。本人に聞かれてなくても素直になれない名探偵は周りがどれだけ焦れったく思ってるか知らないんだろうな。


「あら！仲がいいのね3人とも！」



服部。仕返しするなら今だよ。そんな気持ちでこっそり服部と目を合わせると、向こうも察しにニヤッと笑った。


「なあ！前に新一があんたの事なんてゆうてたか教えたろか？」


「え？」
「は…？」


「めっちゃややこしゅうてかなわん女やゆうてたで！！」


「ややこしい…？」


最高。おもしろい。いい仕返しだ。
なかなか気が合いそう♪


まぁ、そんなこんなで内緒話はおしまい。
てか聞いてよ？俺のケータイ壊されちゃってたの。

服部と連絡先交換しようと思ったのに、ないから取り敢えず作ってみてた名刺とその裏に電話番号を書いて渡した。



「ケータイ壊れちゃってるのは最悪。マイクロSDが無事でよかった。これでデータ消えてたら俺立ち直れなかったわ〜…」


「なんや？そんなに大事なデータが入っとったんか？」


「そう。ちょっと今やってる研究の記録やらなんやらね〜」


ちょっと興味持っちゃったから調べて見てるんだよね。ロマノフ王朝のニコライ皇帝一家と、グリゴリー・ラスプーチン。それから・・・・・・(ICPOの要請)で









＿＿＿＿＿スコーピオン。

２２ Ai.H said→←１９

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