episode22 ページ22
「やはり今回も“冥王星”の仕業だったか。」
真っ暗な廊下に、流の静かな声が響く。
「我々はただ、殺人計画書を作成しただけです。」
男はそう返し、ゆっくりと歩いて流の横を通り過ぎる。
「実行したのは、依頼人。もう、彼と我々をつなぐ証拠は、ないんですよ。」
男はゆっくりと椅子に腰掛けた。
女性が流に歩み寄る。
「流様。」
そっと流の頭に手を乗せる女性は、少し屈んで目線を合わせ、覗き込むようにして流に話しかけた。
「いくら私達から逃れようとしても、自分の宿命からは逃げられませんよ。」
女性が手を離すと、流は顔を背ける。
「僕の人生は僕のものだ。お前達の指図は受けない。」
そう言って流は体育館へと歩き出した。
「宿命とは影のようなものですよ。」
男の言葉に一瞬立ち止まるが、言葉を返す事も振り返る事もなく流は去っていく。
男はまた、鼻で笑った。
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癒璃華(プロフ) - 神代さん» ありがとうございます！これからオリジナル要素もたくさん入れていくので、楽しんでいただけたら嬉しいです♪ (2018年3月18日 18時) (
レス) id: 3f4d3d3429 (このIDを非表示/違反報告)
癒璃華(プロフ) - くるみパンダさん» 更新がかなり開いてしまったのでストーリー忘れますよね、申し訳ないですm(_ _)mなるべく毎日更新できるよう頑張ります！ (2018年3月18日 17時) (レス) id: 3f4d3d3429 (このIDを非表示/違反報告)
神代(プロフ) - 1から読み返して来ました！やっぱり面白いです！これからも頑張ってください！楽しみにしてます (2018年3月18日 14時) (レス) id: a8345a49af (このIDを非表示/違反報告)
くるみパンダ(プロフ) - 1から読み返してきます~~ 楽しみです (2018年3月16日 22時) (レス) id: f2485fbfb6 (このIDを非表示/違反報告)
癒璃華(プロフ) - みゅーちゃんさん» ありがとうございます！頑張りますね♪ (2018年3月15日 20時) (レス) id: 3f4d3d3429 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：癒璃華 | 作成日時：2016年3月22日 11時
