152話 1人で解決しようとする心 ページ19
監督「蒼のお嬢さん」
瑠奈「え？」
私の事を呼んだのだろう、漫遊寺の監督が私に手招きをした。
瑠奈「なんですか？」
監督「貴女は今心に深い闇を持っているはずじゃ」
瑠華・瑠衣「！！？」
瑠奈「え？」
瑠華と瑠衣は監督さんに言われた事に少しだけ驚いていた。
けど、私はなんで闇を持っているなんて言われたのだろう
監督「貴女自身は背負いすぎじゃ、今の少年2人を支え蒼の髪の2人をも支え、さらにはこのチーム全体を支えようとしておりますじゃろ」
瑠奈「…！」
図星を突かれ黙って監督さんを見るしかない。
監督「貴女はいつか闇に堕ちる。その闇が貴女の心をむしばむ前に…支え合える人をお探しなさい」
瑠奈「……はい」
監督さんはわかっていたのだろうか。
吹雪君と風丸君を私が…私だけが解決しようとしている事を……
瑠華「瑠奈！監督になんて言われたんだ！？」
瑠奈「え？あー、試合をしてくれてありがとうだって」
瑠衣「ほ、本当に？」
瑠奈「ホントホント！いいから2人は漫遊寺のサッカー部の手助け手助け！」
瑠華「あ、おい！」
2人の背中を押して漫遊寺を助けるように促すと渋々2人は手助けに行った
瑠奈「…………」
無理なの？1人で解決することは……
「………………」
そんな時に校舎から誰かが見ているのを私は知らなかった……
ーーーーー
ーーー
ー
夕方になり私は木暮君を探していた。
道場には音無さんがいた
瑠奈(木暮君いるのかな)
音無さんが入り私は壁に耳あり障子に目ありというような形で壁に耳を当てた。
瑠奈(聞こえん！)
当たり前か。仕方なく入り口に回り声が聞こえる距離まで近づいた
木暮「見返してやれって言ったじゃん」
春菜「ぁ」
入って右に木暮君が居るのだろう音無さんは右を向いている。
春菜「木暮君はちゃんとやってみせたじゃない。私が信じた事は間違いなかったって思ったよ」
そう言って音無さんは木暮君の方に歩み寄った。
隣に座り込み木暮君は「うわっ！」と声をあげた。
春菜「私も…親いないから」
木暮「！…………裏切られたのか？」
眉を下げて音無さんにそう聞く木暮君。
彼がなぜそう聞いたのは仮説だけど
瑠奈(親に捨てられたのか……)
夕日を見ながら木暮君の答えを考えた。
春菜「ううん、お父さんもお母さんも事故で…」
木暮「じゃあ俺と全然違う！いいか、裏切られたってのは………捨てられたって事だよ！」
春菜「！！」
ホラね、やっぱり
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サッカーバカ(プロフ) - 鬼道君たちの皇帝ペンギンは可愛いですよね！更新するスピードは遅いですが他の作品の更新は多いと思います！頑張りますね！ (2018年4月13日 23時) (
レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
猫丸(プロフ) - サッカーバカさん» 171話?の皇帝ペンギンを可愛いペンギンっていうのがとても笑ってしまいました(*´ω`*) 次も楽しみにしています!!応援してます。^^* (2018年4月8日 10時) (レス) id: c6ed409284 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 猫丸さんの作品楽しみにしてますね！早く読んでみたいです！頑張りますのでよろしくお願いします (2018年4月2日 15時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
猫丸 - 初めて失礼します。キャラクターの恋愛がとても楽しませてもらっています。(´∀`)次がどうなるか楽しみです!!応援してます。 (2018年4月2日 14時) (レス) id: 545b6a3752 (このIDを非表示/違反報告)
サッカーバカ(プロフ) - 豪炎寺君の方が今のところ予定してますねー、世界大会編書くか迷ってます (2018年3月28日 1時) (レス) id: 7a8e0b57d6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サッカーバカ | 作成日時：2018年3月17日 10時
