依存と裏。【デスノート】

八話＊ ページ9

どうしよう、？




家に帰ったら電話がかかってきて…呼び出されて…




それから…




なんだろう…………




どんなこと、してくるの…？




怖い、怖いよ…。




モ「A、大丈夫かよ？」




「全然大丈夫じゃない……。

私を助けてよ……。」



モ「なら、デスノートに名前を書け。

それでLは消えるぜ？」




「……っ、。」




私は少し考えてみた。




Lを消したら付きまとわれることもなくなって、

月も喜ぶ。




いいことばかりじゃないか。




なんで最初からしなかったのかな？




怖いと思ってた自分が馬鹿みたい…。




私は家にたどり着くと、自分の部屋に飛び込み、鞄からメモ帳を取り出した。




モ「なんだよ、やる気になったのか？」




「うん…、書かなかったのがおかしかったくらいにね……。」




筆箱からシャーペンを取り出した。




シャーペンを持つ手が震える。




「怖がっ、たらっ、駄目…っ！

これは月のため…………！」




自分に暗示をかけるように、必死に月のためと唱える。




これで全てが終わるの。




これで月も私も平和になるの。




Lは…。




モ「…おい、泣くなよ。」




「だって…っ、Lの名前がっ…………書けなくってっ………！」




ページが少し濡れている。




何で、Lの名前が書けないの…？




まだ決心が足りないから……？




…………やっぱり私は怖がりだ。




月、早く裁いてくれませんか____？

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