依存と裏。【デスノート】

二十二話＊(私情も含みます) ページ23

「っ…わぁ…………。」




久し振りに外に出てみた。




夕方まで、って決まってるけど、そんなの関係無い。




だって今日、私は逃げるから。




「…へへ、美味しい。」




久し振りに吸った空気は美味しい。




何もかもが真新しく見える。




通ってきた道も忘れた。




家が何処なのかも分からない。




でも、ひたすら楽しいと思うんだ。





街に出てみて、ちょっとベンチに座る。




上を見上げると、大きな電光掲示板…って言うのかな、そこに日付が表示されていた。




「…うそ。」




私がLに会いに行った日から…。









三ヶ月以上経過していた。




今は真夏なのに、私だけ凄く肌が白い。




新しい建物だって出来ている。




「…そんな経ってたんだ……。

月…何処かな。」




大学の名前も場所も忘れた。




特に何もすることも無い。




「…ん。」




背中が痛くなり、背伸びをする。




ﾄｻｯ




…小さなメモ帳が落ちている。




なんだっけ、これ。




パラパラめくってみたが、真っ白。




1ページだけ破れていた後もあった。




表紙には英語でDEATHNOTE…つまり死のノート、そう表記されていた。





「…へぇ。」




このページに名前を書いたら死ぬんだ。




面白そう。




でも書くものが無いな。




？「…A？」




「…？」




月「俺だよ！夜神月だよ！！

何処行ってたんだよ…！？

心配したんだぞ………！」




「ら…い…………と？」




会えたんだ。




急いで話さなきゃ。




「あのね、月、沢山Lの情報手に入れたんだよ。

早く話したいこと一杯あるんだ！」




月「そうか…、なら俺の家に来るといいよ。」




月の家までの道のりは、酷く懐かしく感じた。









＊私情＊

読みたくない方は読まなくて大丈夫です！

いつもこの小説を閲覧頂き、ありがとうございます。

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私、目瑠璃の更新スピードが落ちていることにお気付きだと思います。

その通り何ですが…。

来週には多分、通常運転手です。

それまでは更新出来る日と、出来ない日に別れますのでご了承下さい。

これからもこの小説の閲覧、お気に入り、評価、コメントなど、お願いします。

次話から私情は消えますのでご安心下さい。

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