依存と裏。【デスノート】

二十一話＊ ページ22

それから…何日経ったかな。




日付や時間、曜日も分からなかった。




今が夜なのか朝なのかも分からない。




Lやワタリさんは何にも教えてくれなかった。




せめて、外に出たい…最近そう思うようになり始める。




頼んでみようかな？




「ねぇ、L。」




L「はい？」




「いつまでこれしなきゃいけないの？」




そう言って、手錠を指差す。




L「それは、…いつまでもですよ？」




「っ…、」




笑った顔はとても黒かった。




凄い魅力的だった。




「…でもね、そろそろ外出たい…。」




元々私は月に調べろって言われて、Lの所に行ったんだから…。




そろそろ帰らないと…。




「お願い…今日だけ。」




Lと過ごすのも疲れてきた。



それに、もし、もしもだけど、外に出たら私に居場所があるかも。




月も利用しなくなるかも。




L「…仕方ないです。

今日だけ、ですよ？

その代わり、夕方になったらワタリが迎えに行きます。

後、他の男に会うのは禁止です。


僕だけのAですから…。ね。」




「う、うん。…、」




月に会ったら、きっと何とかしてくれるよね？




早く外に出て…。




月を見つけなきゃ…。

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