依存と裏。【デスノート】

十六話＊ ページ17

A「それじゃ、もう寝るね。

おやすみ。」




「あぁ、おやすみ。」




静かに扉が閉められた。




「……クソッ！！」




ただただイラつく。




机を叩きつけると、手にじんわりと痛みが広がった。




「何でだよ…！」




AはLの名前を見てくれなかった。




そもそもの殺すのも嫌がってたみたいだ。




何でだ…？




Lと何かあったのか…？




絶対上手く行ったはずだ…！




「…はぁ……。」




もう、Aも用済みだ。




俺の言う事が聞けないし、使えないなら。




誰であろうと消す、潰す。




「……ｸｸｯ。」




きっとAはLを調べる内に怪しまれ、捕まるだろう。




それから俺はAの名前をノートに書き、捕まったことによっての……自…殺。





そう書けば怪しまれる事もなくAを消すことが出来る。




ミサは…Aよりは使えるな。




消すのはやめておくか。




リュ「おい月、何かあったのかよ？」




「あぁ、リューク。

別に何でもないよ。

考え事をしてただけさ。」




電気を消してから、ベットに寝転がるとすぐに目を閉じた。




…しばらくすればお別れだよA。




早くLと一緒に消えてくれ。









『…Aさん、もう少しです。』

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