Destiny 167 ページ23
七「 A泣きすぎやって〜 」
式が終わって、
すぐに新郎新婦の元に向かった私達。
やっぱり七瀬のウエディングドレス姿が
あまりにも綺麗すぎて涙が止まらない。
『 ななぁ〜綺麗だよぉ〜〜 』
勝「 相変わらず涙脆いなあ 」
泣いてる私を抱きしめてくれる七瀬と
苦笑いしながらその様子を見つめる佐藤くん。
『 写真撮ろ、写真！！！！ 』
七「 え！その顔で！？ 」
『 うん、2ショット撮りたいもん！
ほら、廉ーー撮ってーー！ 』
廉「 はいはい、携帯貸して 」
廉に携帯を渡して
七瀬の隣でしっかりとポーズを決める。
勝「 いや、切り替え早 」
廉「 撮れたでーー 」
『 もう1枚！いやあと10枚ぐらい撮っといて！ 』
廉「 はあ？何枚撮るねんな 」
呆れつつも言われた通り
何枚も角度を変えながら写真を撮ってくれる廉。
隣で嬉しそうに笑ってくれる七瀬。
それを優しい眼差しで見守る佐藤くん。
そんな4人だけの時間も束の間。
「 新郎新婦さん、披露宴の準備がありますので
そろそろ控え室にお戻りくださいませ 」
勝「 あ、はい、すみません 」
プランナーさんに呼ばれてようやく我に返る。
ふと思い出した高校生活、
4人でバカやって笑い合っていた青春時代、
もう二度と戻ることはないけれど。
七「 ごめん、着替え行かなあかんから
また後で会お！ 」
『 うん！分かった！会場で待ってるね！ 』
佐藤くんに手を引かれて
足元を気にしながら一緒に歩くドレス姿の七瀬。
最後に「 永瀬と幸せになるんやで 」
そう言い残した七瀬はあの頃と何も変わらない
私の1番の大親友だ。
私達はこれからもずっとずっと
こうして4人で笑い合える日があるって
なんとなくそう思っていたのに。
廉「 A、俺らもはよ会場行くで？ 」
差し出されたその手をぎゅっと掴む。
繋がれた運命の糸は
永遠には続かないらしい。
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まる - 続き待ってます！ (2022年10月16日 7時) (
レス) id: 9a59a0ea88 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 続き見たいです！頑張ってください！ (2022年9月23日 23時) (レス) id: 9a59a0ea88 (このIDを非表示/違反報告)
mii（みぃ）(プロフ) - まるさん» いつもコメントありがとうございます！嬉しいです！ (2022年9月10日 11時) (レス) id: c2e6ba4c3e (このIDを非表示/違反報告)
まる - 更新ありがとうございます！楽しみにしていたので嬉しいです♪続きも楽しみにしてます！ (2022年9月9日 20時) (レス) id: 9a59a0ea88 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 更新待ってます！ (2022年9月4日 11時) (レス) id: 9a59a0ea88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mii（みぃ） x他2人 | 作成日時：2018年5月30日 20時
