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マフィア・デストロイヤーでの生活を送るようになって数年が経った。
住む場所も、家族すらも失った彼女にとってデストロイヤーの人達はまるで家族のようで、日を重ねるごとにかけがえのない存在になっていた。
そんな中で、異能力者以外の人間・そして異能対策局の人達に対しての嫌悪は増していくばかりで、だったらそんな世界を変えてしまおうと。デストロイヤーの皆や、生きづらい世の中で生活する異能力者の人達が生活しやすい環境を自分が作ればいい。その為にはこの世の全ての異能力を持たない人間を排除すればいい。
そんな考えを持っていた彼女だったが、その考えが変わるきっかけとなる人物との出会いがあった。
ある程度の年数が経った頃、同い年の男性が1人、彼女の直属の部下につくことになった。真面目で何事にも真っ直ぐな彼とはすぐに打ち解けることができ、共同で任務に向かうことも多く同じ時間を過ごしていく内に徐々に深い信頼関係を築いていった。
彼は異能力を持たない両親から突然変異で産まれた異能力者だったらしい。両親に捨てられ、一時期施設で生活をしていたが今は異能力を持たない妹と2人で暮らしいているのだと言っていた。
「家族と住んでた時より、妹といる今の生活の方が幸せだ」そう楽しそうに話す彼の姿が羨ましくもあった。
彼と接していく内に彼が大切にしている妹の存在が、自身の妹弟達を思う気持ちと、そして彼やデストロイヤーの皆に対する思いと重って彼女の中で「大切な人が大切にしている人も、大切にしたい」そう思うようになっていった。
彼が妹を大切に思っていたように、彼女も彼のことを家族として、かけがえのない仲間として大切に思っていたというのに。
＿＿＿＿＿残酷にも、異能対策局との抗争中に彼らの手によって殺害されてしまう。
彼女は思った。
彼だけじゃない、他の人達も皆、異能対策局の連中に殺られている。
やっぱり、
自分の思い描く世界を作るには、異能対策局の人達は不要な存在だと。
彼女は、『異能対策課の殲滅』を最優先の目標に掲げた。
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砂和(プロフ) - fiaさん» こんばんは、お声かけありがとうございます！是非とも関係を組ませて頂きたいです。fia様のボードにお邪魔させて頂きますね…！ (2021年11月17日 19時) (
レス) id: 3c22397930 (このIDを非表示/違反報告)
fia(プロフ) - コメント失礼致します。同企画に参加しております『貴船修』の親のfiaと申します。宜しければ、ひばりさんと関係を組ませて頂きたく参上致しました。ご検討のほどよろしくお願い致します。 (2021年11月17日 18時) (レス) @page9 id: 5a762d2ed0 (このIDを非表示/違反報告)
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