粟田口と和解 ページ35
「え」
薬研「おう、大将。これからよろしくな」
「いや、軽率すぎない?」
乱「そうだよ。何でそんな簡単に! 今まで何をされてきたのか忘れたの!? あいつらのせいで……いち兄は!!」
骨喰「………………………」
薬研「お前らも分かってるだろ? 大将があいつらとは違うと。それを認められないだけだ」
五虎退「いえ、僕はあるじさまのお側にいます!」
鯰尾「五虎退もか!?」
五虎退「あるじさまは僕らに優しくしてくれました…!」
どーしよ。なんか僕のせいで色々と険悪になってる気がする。慕ってくれるのは嬉しいけど、それで喧嘩するのは……、嫌だなぁ。
「私を認めていただけるのは嬉しいです。しかし、兄弟は大切にするべきだと思います。ですから、どうか喧嘩をしないでください…………」
乱「………………っ。なんだよ、そんなこと言われたら、認めるしかないじゃんか………」
秋田「………貴方は僕らをいたぶったりしませんか……?」
前田「大切にしていただけますか?」
平野「戦場で使ってくれますか?」
鯰尾「大切にしてくれる?」
骨喰「お前たちを信じても、いいだろうか…………?」
(僕らの答えはとうに決まってる。そうでしょ? クロ)
ク(そうだな。こいつらが俺たちを信じてくれるなら)
シ、ク「「えぇ、もちろんです。貴方達が私達を信じてくれるのならば、それに応えましょう」」
粟田口「これからよろしく(ね)(おねがいします)」
「あるじ(さん)(さま)(殿)(大将)(主君)」
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作者名:和菓子好きな人 | 作成日時:2022年7月6日 22時