大掃除準備 ページ25
朝 6時頃
ク「ん.....。もう朝か」
クロが起きたか。相変わらず早起きだなぁ。
「おはよ。クロ」
ク「おはy......ちょっと待て。お前、まさかずっと起きてたのか!?」
「そ〜だね。寝れないから書類やってた。ぜんぜん減らないけど」
ク「はあ...。先に寝るんじゃなかった」
過保護だなあ。不眠症だからしょうがないのに....
小狐丸「...っは!」ビクッ
「起きた。大丈夫?」
小狐丸「はっ...はっ...。平気..です」
「無理しないで」ギュッ
小狐丸「すみません...」
ク「小狐丸、落ち着いたか?」
小狐丸「!? クロ様! 申し訳ございません!!」
ク「そんなに怯えられると困るんだが···。お前に対しての考えはシロと同じだ。俺は昨日の話を聞いていたからな。
どうこうするつもりはないから安心しろ」ナデナデ
小狐丸「!! あ、ありがとうございます」
「で、今日何する? 手入れは確定だけど」
ク「掃除じゃないか? 大分穢れてるだろ、この本丸」
小狐丸「確かに、前任達が掃除しているところを見たことがありません···」
シ、ク「マジ?」
小狐丸「マジです」
「大掃除だね」
ク「そうだな。それも早急に」
「掃除するためにも、小狐丸の手入れするぞー」
小狐丸「わ、分かりました··」
「資材が少ないから、霊力だけでやるね。じゃ、刀貸して」
小狐丸「···っ」
「怖いなら無理しなくていいよ?」
小狐丸「いえ、よろしくおねがいします」
フワッ パァァァァ
「ふぅ。久しぶりだったけど上手くでき··小狐丸?」
小狐丸「うっ··ぐすっ···すみませっ···」
「最近泣きすぎじゃない(笑)大丈夫?」
小狐丸「あ、安心して···つい」
手入れされたのどんだけ前なんだ··
クロ「落ち着くまで待機だな」
「だね」
数十分後···
「もう平気?」
小狐丸「はい。お騒がせしました···」
「よし! 本丸大掃除作戦開始!!」
クロ、小狐丸「おう!」「はい!」
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作者名:和菓子好きな人 | 作成日時:2022年7月6日 22時