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「ベン。あなたの人生は、あなたのものなの。誰かに言われたからとかそういうものじゃない。」
ベンだって言ってたじゃない。みんなの両親とみんなは関係ないって。
「私たちもそうだよ。」
ベン、あなたは私の最高の友達。だから自信持って!と肩を強く叩けばふっと笑うベン。
ベ「スノーってば僕より王子っぽい。」
「あら残念。私は王子にはなれないの。」
女の子よ!と笑えばそうだった!なんて笑うベン。よかった。笑顔になった。
ベ「ありがとう」
「何もしてないわ。」
さ、みんなのところに行きましょう!
ベ「やぁ、調子はどう?」
調子はどう?ってどう考えても気分最悪でしょ。しっかりしてよと背中を叩けば難しい顔をするベン。
ベ「さっきのは忘れよう。大した事じゃない。」
「た、戴冠式が終われば丸く収まるわ!」
大した事でしょ!とツッコミを入れたくなるような事を言うベンの言葉に続けて言うがみんなの顔は暗いまま。
ここは自分がいるべきじゃないと察したのかもう行くと声をかけるベン。マルの表情はとても悲しそう。
ダ「さっきのこと…」
チャ「ダグ!」
イ「私のせいよ。ごめんなさい。」
ダグにそう声をかけるイヴィ。それを遮ってダグを呼ぶチャド。関わるな!という圧力を感じる。チャド違って王子の息子ではないダグはこういう時どうしても強く出れない。
イ「ダグ…」
ダ「ごめん。」
イヴィまで更に怒っているけれど悲しそうな顔になってしまった。
オ「どうせすぐに別れる。ベンは騙されてるだけ。」
ジェ「ヴィランズと一緒になるはずがない。」
「ちょっと!」
酷い悪口を浴びせるオードリーとジェーンに文句を言おうとした時だった。
マ「ビックリドッキリ、髪形よ元に戻れ。」
ジェ「きゃあ!」
ジェーンが悲鳴をあげる。マルはジェーンの髪を元に戻してしまった。笑われるジェーン。
自分がその身にならなかったからってみんなちょっと酷すぎない?
マ「呪文はまだある」
オ「何様のつもり?」
マ「冗談に聞こえた?」
そう言ってマルが再び呪文の本をひらけば逃げるみんな。
「みんなに謝ってよ!」
私の言葉なんか気にすることなく逃げていくみんな。
なんでこうなっちゃうかな…。
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ちくわ(プロフ) - 星羅さん» コメントありがとうございます!2ですが近日公開予定です。今暫くお待ちください! (2022年5月26日 15時) (レス) id: 51fb906a7a (このIDを非表示/違反報告)
星羅 - 早く2が見たいです‼️ (2022年5月22日 8時) (レス) @page26 id: 52a22f2390 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - トッケビの嫁さん» コメントありがとうございます!4制作決定の噂を聞いて2を作らねばと見返していますがややこしい展開しか思いつかず現在模索中です。今暫くお待ちください(涙) (2022年5月16日 10時) (レス) id: 51fb906a7a (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - ティラミスさん» コメントありがとうございます!4制作決定のお話を見て2急いで作らねばと思い再度見返していますが2は更に2人の仲が難しくなってしまいそうな展開しか思いつかず現在模索中です。もう暫くお待ちください(涙) (2022年5月16日 10時) (レス) id: 51fb906a7a (このIDを非表示/違反報告)
トッケビの嫁(プロフ) - 続きを是非!! (2022年2月22日 9時) (レス) @page26 id: 995da72876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちくわ | 作成日時:2021年9月20日 0時