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食事もひと段落し余興をしなかった私は片付けを少し手伝ってからクロッケーを見に向かった。
「ママ!」
白「スノー!ごめんなさい。パパは今日アレンデール王国に急に行くことになってしまって…」
「知ってる。今朝パパから連絡きたよ。お土産待っててくれって。」
あらそうなの?ママにはお土産の話してくれなかったのに!と頬を膨らませるママは小さな子供みたいで可愛かった。
さっそくママにマルたちを紹介しようとした時だった。
オ祖母「あなた!」
大きな声が会場に響き渡り全員が声の方を振り返る。オードリーのおばあちゃんとマル…嫌な予感しかしない。
オ祖母「なぜここに?なぜ今も若いままなの?」
ベ「マレフィセントは島にいます。彼女は娘のマル。彼らを国に迎えたんです。」
マルはこの状況でも笑顔を見せようと頑張っている。前までならすぐに悪口を言っていたのに。
オ祖母「何のために?滅ぼされたいの?」
この一言でベンの顔からも笑顔が消えてしまう。私もママの顔を見るが不安そうにしている。
オ祖母「あなた、白雪姫の娘よね?毒リンゴのこと忘れたの。」
「いえ、でもそれは…」
反論しようとしてもオードリーのおばあちゃんは全く聞こうとせず次々に言葉を続けていく。
オ祖母「あなたの母親のせいで私は娘と離ればなれだった。」
オードリーのおばあちゃんの苦しみはわかるけれどそれはマルのせいなんかじゃないのに。
オ祖母「信用できない」
マ「あの、ごめんなさ…」
チャ「近寄るな!」
マルがオードリーのおばあちゃんに謝ろうとした時、チャドが間にはいる。
ベ「やめろチャド」
チャ 「何?ヴィランズが子どもに何を教えると思う?思いやり?フェアプレー?あり得ない」
マルの方を見て人の彼氏を奪った、ジェイを指差してはすぐに暴れると言い、イヴィは金目当ての浮気者だと罵った。
これじゃどっちが…ヴィランズなのかわからない。
「ねぇチャドいい加減にして。悪口はよくない。」
チ「悪口?全部事実だろ!」
イ「鏡よ鏡、鏡さん。この世で1番イヤな奴は誰?」
イヴィがそう唱えると鏡にはチャドが写る。
チャ「はぁ?ふざけるな!」
ジ「やめろ手を出すな!」
「ジェイだめ!」
チャドに掴みかかるジェイを止めようと手を伸ばす。
しかし鍛えている彼に勝てるわけもなく振り払われたことによってバランスを崩してしまう。
「いた…っ。」
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ちくわ(プロフ) - 星羅さん» コメントありがとうございます!2ですが近日公開予定です。今暫くお待ちください! (2022年5月26日 15時) (レス) id: 51fb906a7a (このIDを非表示/違反報告)
星羅 - 早く2が見たいです‼️ (2022年5月22日 8時) (レス) @page26 id: 52a22f2390 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - トッケビの嫁さん» コメントありがとうございます!4制作決定の噂を聞いて2を作らねばと見返していますがややこしい展開しか思いつかず現在模索中です。今暫くお待ちください(涙) (2022年5月16日 10時) (レス) id: 51fb906a7a (このIDを非表示/違反報告)
ちくわ(プロフ) - ティラミスさん» コメントありがとうございます!4制作決定のお話を見て2急いで作らねばと思い再度見返していますが2は更に2人の仲が難しくなってしまいそうな展開しか思いつかず現在模索中です。もう暫くお待ちください(涙) (2022年5月16日 10時) (レス) id: 51fb906a7a (このIDを非表示/違反報告)
トッケビの嫁(プロフ) - 続きを是非!! (2022年2月22日 9時) (レス) @page26 id: 995da72876 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちくわ | 作成日時:2021年9月20日 0時