非リアヲタク、就職したら人外に好かれた案件【SCP】

ﾜｱｫ…着いちまったぜベイベー ページ6

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『あーあ………』


ボクはベッドに寝かされていた。


結局捕まってしまった。

だとしたらここは例の財団なのだろうか。

辺りを見回すと、真っ白な天井と、ある程度整頓された綺麗な部屋と、結構雑に置かれたボクの荷物一式。

かなり質素だけど生活には充分だった。

あとは何があるんだろう。

クローゼット、洗面台、本棚、風呂、サル、机………………


………ん？…………サル…？

『うおぁぁぁぁぁぁ！！』

「キーッ！！！」

うわ、なんなん？！あのサル！

ご立派に白衣とネックレスまでしやがって！

サルの分際で！！←←

追い出そうとするとサルがちょこちょこと寄ってきて自分がつけているネックレスをボクの手を開かせてのせた。

……綺麗。赤いルビーのような飾りが付いているペンダントのようなネックレス。

『ホントにいいの？』

「ウッキ♪ウッキ♪」

『いいのね？ありがと。』

ネックレスを首から下げて見せる。

『どう？似合うかな？』

ってサルに見せると、サルは目を見開いて自分の体とボクの体を交互に見る。

『どうしたんだい？サル1号？』


「キーッ！キッ！キャキャキャーッ！」


急にサル1号(適当)が暴れだした。食うぞ←←


『ｲﾃﾃﾃﾃﾃｯ！暴れんなさんな〜！』


ｺﾝｺﾝ


そのとき、ドアがノックされたから、ここぞとばかりに


『たーすけてくださーい！！！』

と叫ぶ。

そうすると、

「しっ、失礼します！何かありましたか？！」

綺麗なお姉さんが入ってきた。

なんか皆顔面偏差値高いなぁ…←

いやいや、そんなことじゃなくって、

『このサルどうにかしてください！！！』

と、頼むとお姉さんはじっとボクを見て、顔を真っ青にして、

「ま、まさかですけど……あ、貴方の名前は……」

…？なに当たり前のことを聞くんだろう？

『紅坂Aです。…もしかしてボクのこと知られてません？』

そう返すと、お姉さんはかなり慌てた様子で、

「しっ、失礼しました！紅坂Aさんのことは重々聞かされています！では、」

「『ブライト博士』！行きますよ！」


ん…………？


博士…………？

『あのサルがぁぁぁぁぁ？！』


と叫ぶと、


ﾌﾞﾗｲﾄ「うるさっ？！………あ、どーもー。」


サルが喋っただと？！

『ｷｪｪｪｧｧｧｧ！ｼｬﾍﾞｯﾀｧｧｧｧ！！！』


ワケガワカラナイヨ


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100hitありがとうございます！

【悲報】ヤバい所に目をつけられたようです…→←行きたくねぇ〜。逃げちゃダメっすかね？

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