非リアヲタク、就職したら人外に好かれた案件【SCP】

多分、この人苦労人ポジだよね ページ33

クソトカゲをどうやって気絶まで追い込んだかについての報告書を書かされて提出したが、上層部から「え、マジでどうやんの？！人間技じゃないからね？！マネできるかいな！」と要約するとこういった返事が来て、待機命令が出されたAちゃんだよ☆


『どうやって………つってもなぁ、どうもこうもないんだよなぁ。』


いや、マジでただ単に時間稼ぎが出きりゃいいな〜位にしか考えてなかったからね？！

そりゃ大切な人を貶されたら誰でも怒るもんね、しょうがないよね！(半ギレ)


『つか、誰だっけ…サーモングラス博士？が来るまで待機しなきゃいけないの暇の極みすぎる』


そのままボフッとふかふかな干したての布団に倒れ込む。

あー、最高。寝ちゃいたい。

いや、寝るか……

そう思った矢先に、


コンコンコン…


規則正しくドアがノックされる音が聞こえた。

なんや、こちとら気持ちよく寝ようとしとんやぞゴラァ(謎のヤンキー風)

でも、一応失礼だからのそのそと起き上がって『ふぁ〜い』とだらしない返事をしてがチャリとドアを開ける。

目がショボついてあまり見えないが、顔面偏差値が高いことはわかる。ケッ！


『なんのご用？』

ｸﾞﾗｽ？「えーと、紅坂Aさんで合ってますか？」

『合ってますよ〜。』

ｸﾞﾗｽ「はい、まずは僕はサイモン·グラスです。グラス博士と呼んで下さい。突然で悪いのですが、少しだけお付き合いいただけませんでしょうか？」

『何をするの？怖いのやなんだけど。』

ｸﾞﾗｽ「いえ、僕の精神鑑定という、心の健康診断みたいなのをAさんには受けていただきたいのですが………やっぱり財団にいる限り、かなりメンタルを削られると思うので……Aさんの場合ですと尚更………」

『なんだ、そういうことね。分かった、着いていくよ。』

ｸﾞﾗｽ「ありがとうございます！では、一緒にいきましようか！」(人*´∀｀)｡*ﾟ+


純粋だ………なんかグラス博士の周りがキラキラしている………

ちょっと可愛いなぁ。


『あはは、行こ！』(･ω･)つ⊂(*´ω｀*)go！

ｸﾞﾗｽ「え………あ、はい！(この子可愛すぎる…天使？！)」



『そういえばどんなことをするの？』

ｸﾞﾗｽ「あ、そんなに緊張しなくていいですよ。結果で何かが変わるという訳ではないので。それなりのカウンセリングを受けることになりますが……」

『そか。』

ｸﾞﾗｽ「だから何かあったら気軽に相談に来てくださいね！」

『ありがと。』


暖かいなぁ。

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