77 ページ32
侑side
北「おい!アツム!起きろや!」
の一言で最悪な目覚めを迎えた俺は
眠たい目をこすって新幹線を降りる準備を始めた。
なんかすごいAちゃんに会いたなってきた。
まえまで毎日あっとったのになぁ。
なんて。せいぜい3日くらい会えんかっただけやのに。
どんだけAちゃん中毒かっての、、、
『まもなく〜 終点〜 東京〜 東京〜』
というアナウンスにつれられて、
座っていた全員が席を立ち列を作り始める。
俺たちもその列に並んで新幹線から出て、
改札へ行く。
俺の前に歩いていた治が急に止まったから
ぶつかりそうになって
文句を言おうとすると、
治「なぁ、あれ。 鈴木さんちゃうん?」
と、改札の向こう側に友達らしき人といるAちゃんやった。
もしかして俺のこと待っててくれたんかな、、
なんて思ったりして、、、
もしそーやったらもう俺嬉しすぎて泣くかもしれへんな。
そして俺はぎこちなくAちゃんに手を振る。
Aちゃんもニコッと笑い返してきてくれて。
俺の心臓はバックバクやった。
でも、俺は集団でいるし、抜け出すのも無理やったから、
やっぱ、俺を待ってるんちゃうかったんかな。
とか考えて、わざわざAちゃんが迎えに来てくれるくらい、
Aちゃんに大事にされとるやつが、
ほんまに羨ましくて。
嫉妬してたんは、誰にも言えへん。
48人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
みゆ(プロフ) - あやのさん» ありがとうございます!!!すごくやる気が出ました!更新頑張ります! (2018年5月15日 1時) (レス) id: 250f14cacb (このIDを非表示/違反報告)
あやの - めっちゃおもろかった! キュンキュンする 続きが早く見たい (2018年5月13日 13時) (レス) id: 4a4576c3a5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:みゆ | 作成日時:2018年5月6日 8時