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侑side
８：５５分にタイマーをセットし
俺は携帯で暇をつぶし始めた。
やっぱりニュースを見ると
新体操のことでいっぱいだった。
鈴木さんのことでいっぱいやな。
ほんますごい。
俺なんか比べ物にならんよな。
〈ピピピッ〉
と電子音がしてハッと我に返る。
よし。鈴木さんに今日も名前を呼んでもらえるとええな。
そんなことを思いながら鈴木さんへの電話ボタンを押す。
〈ピピピピ...ピピピ〉
繋がった。
「「もしもし！」」
声が重なる。
俺はなんか嬉しくなってふふっと笑った。
そうしたら鈴木さんは
「こんばんは？宮くん笑」
侑「こんばんはって笑変な挨拶やなー」
「だってそれしかわかんないもん笑」
『もん』とか可愛すぎやろ。とか思う。
侑「やっほーとか？笑」
「なるほどね！笑じゃぁ、やっほー！」
自分で提案しといてあれやけど、
侑「それもなんか変やな笑」
なんて。ちょっと普通に話せたやろか？
そんなことを考えていたら沈黙ができてしまった。
なんか話そうと思い話しかける。
「「なぁ/ねぇ」」
あかん。かぶってしもーた。
鈴木さんは
「あぁ！宮くんごめん！さきええよ！」
と言った。俺は自分の話がまだ心の準備ができていなかったから、
侑「いや、俺鈴木さんの話聞きたい！先話して？」
と言ってしまった。
自分でも何恥ずかしいこと言ってるんやろ。
とか後になって思った。
でも今名前で呼んで。とか言えるわけないし。
「おけ！てゆーか、課題とか大丈夫？ごめんな。こんな時間に。」
と鈴木さんが俺の心配してくれるし。
課題、、まぁ、大丈夫やし笑
こんな時間って、鈴木さんこそ明日大会やのに。
俺、迷惑しかかけてないかも。
なんて自滅しながらこう答えた。
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みゆ(プロフ) - あやのさん» ありがとうございます！！！すごくやる気が出ました！更新頑張ります！ (2018年5月15日 1時) (
レス) id: 250f14cacb (このIDを非表示/違反報告)
あやの - めっちゃおもろかった！ キュンキュンする 続きが早く見たい (2018年5月13日 13時) (レス) id: 4a4576c3a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みゆ | 作成日時：2018年5月6日 8時
