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昔も絡まれた事があって、でもそれは凪だったんだよね。
もっと若い頃の凪は本当に可愛かったから……あ！
「俺、男なんですけどそっちの趣味の方ですか？」
「は？」
たまたま服もどちらでもいけるタイプだし、メイクだって薄めだから誤魔化せるんじゃないかって。
普段男のフリをしてるから声を低くするのも慣れたもんだ。
「いやいや、男なわけないでしょ？ だってほら」
「ん？」
お兄さんの指さした先を追えば、そこには小さいながらに主張する二つの小山。
ああああああああぁぁぁ！！！！！
すっかり忘れてた！！！
今日は女で居られるからって、いつもの下着つけてないじゃない。
上着羽織って来ればよかったよぉぉっ。
「お姉ちゃん綺麗だし好みなんだよね。ね、ちょっとくらい良いでしょ。ほらこれ買ってあげるし」
「いや要りません」
それ買って貰えるからってついて行くほど尻軽でもないし、そのお菓子なくても別に構わないんだってば。
さっさと他のお菓子を選んで渡辺くんの所へ戻る方が良いなって、適当に選んで歩き出す。
あれ？ さっき居たはずのパンコーナーに居ない。
何処行った？？
「置いてかれたとか？」
まだついてくるか。
てか置いてかれるか？ いやー、渡辺くんなら先に車に戻るなんてことも有り得そうでガーンと密かに落ち込む。
ええ、これ一人でどうにかしろって？
「な、連れなんて放っておいてさ」
調子に乗って私の腕を掴む男性に、「ちょっと離して！」と強気に出る。
こういう時下手に出ても強引に連れて行かれそうだし。
ブンブンと払ってみても、男性はニヤニヤして「ほらほら、それも買ってあげるから」と私のカゴへも手を伸ばした。
「A」
その時呼ばれた自身の名前にドキッとした。
両手に紙袋をぶら下げてる渡辺くんが、こっちを睨んでる気がした。
別れた時にはTシャツに掛けていたサングラスを掛けてくれてるおかげで、パッと見は渡辺くんだって分からないだろう。
この人がSnowManのファンじゃない限りは。
「え、あ、何処に居たの？」
スッと腕を掴んでる力が緩んだ。
「あっちで土産みてた。つうか誰？」
コンビニの奥にはお土産店と繋がっていてそっちへ行って戻ってきたらしい。
行くなら声を掛けてほしいものだけど今は文句は言えない。
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ゆきんこ(プロフ) - yuyuさん» コメントありがとうございます！ キュンキュンさせすぎてすみません😂(よし！) 少しでも癒しになっていたら書くかいもあります！！ (2022年7月26日 23時) (
レス) id: 81b6eaa049 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あやぱんさん» コメントありがとうございます😊 💛💜ですね！最初の方から女性として接してたので😌移行作業頑張ります！！！ (2022年7月26日 23時) (レス) id: 81b6eaa049 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - sakiさん» コメントありがとうございます😊 この章のトリにしましたね💛距離感ですか！誰とどうなるか、これからも応援よろしくお願いします！ (2022年7月26日 23時) (レス) id: 81b6eaa049 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - pontasasukeさん» コメントありがとうございます！ ええっ！初めて！？ そんな初めてもらえて、それを教えてもらえたのがまた嬉しいです😆ありがとうございます！体調崩しておりましたが、やる気いっぱいになりました！頑張ります！！ (2022年7月26日 23時) (レス) id: 81b6eaa049 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ★mmiioo★さん» コメントありがとうございます😊 さて誰を選びますかね😌 (2022年7月26日 22時) (レス) id: 81b6eaa049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2022年6月17日 9時
