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運転中で睨まれないのを良いことに言えば、やっぱり何も言われくて少しだけ二人の空気も以前よりは良くなってる気がする。
渡辺くんと佐久間くんは、グループの為に私がここに居ることを許してくれてるんだろうけど最近けっこう優しくて、彼の中で何か変化でもあったのだろうかって思わずに居られないけど、それを渡辺くんに聞いても多分教えてはくれないよね。
高速に乗って暫く走るとサービスエリアに立ち寄った。
トイレ休憩かなとチラリと見れば、ドアを開けながら振り向いて「飲み物買うけどなんか居る？」なんて聞かれて、「だったら私も行きます」と車を降りた。
平日だからか車も人も疎らで、私たちとしてはとても動きやすい。
「自販機で買う？」と、目線の先の自販機を指すけど、渡辺くんはこっちを見ない。
「ついでに食いもんも買っとく？」と、コンビニを見てから振り返った彼の瞳がキラキラだった。
きっとお腹減ってるんだ。
「朝ごはん食べてないんですか？」
「んー、起きたらギリギリだった」
「時間が？」
「ん。ふっか迎えに行く為に家出る予定の時間に起きた」
「それはギリギリとは言わないと思う」
「あ？」
運転しながらでも食べやすいようにかパンを選びながら鋭い視線に見下ろされた私はスーッとその場を離れた。
すると「あんま遠く行くなよ」って、私は子供か。
それには返事はせずにお菓子でも見ようと、そのコーナーへ。
凪はチョコやクッキーも好きだけど、煎餅とか塩っぱいのも好きなんだよね。
「どれにしようかな……あ、」
これにしようって決めた物に手を伸ばしたら、それを横から奪われて顔を上げた。
最後の一個だったのに……
「早い者勝ちでしょ」
「あ、はぁ……」
サングラスに、筋肉質な腕にはタトゥーがチラリと見えていてあまり関わらない方が良さそう。
視線を棚へ戻し、他のお菓子を探していると、そんな私の肩をポンポンと例の人が叩く。
………はぁ、と心の中で深く息を吐いた。
「はい？」
「これあげてもいいけど、これからドライブ一緒に行かない？」
「連れが居ます」
「居ないじゃん」
キョロキョロと周りを見てにっこりされて、渡辺くーんって今すぐ呼びたいけど、彼はアイドルだしもしバレたら困るからここはなんとかしないといけない。
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ゆきんこ(プロフ) - yuyuさん» コメントありがとうございます！ キュンキュンさせすぎてすみません😂(よし！) 少しでも癒しになっていたら書くかいもあります！！ (2022年7月26日 23時) (
レス) id: 81b6eaa049 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - あやぱんさん» コメントありがとうございます😊 💛💜ですね！最初の方から女性として接してたので😌移行作業頑張ります！！！ (2022年7月26日 23時) (レス) id: 81b6eaa049 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - sakiさん» コメントありがとうございます😊 この章のトリにしましたね💛距離感ですか！誰とどうなるか、これからも応援よろしくお願いします！ (2022年7月26日 23時) (レス) id: 81b6eaa049 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - pontasasukeさん» コメントありがとうございます！ ええっ！初めて！？ そんな初めてもらえて、それを教えてもらえたのがまた嬉しいです😆ありがとうございます！体調崩しておりましたが、やる気いっぱいになりました！頑張ります！！ (2022年7月26日 23時) (レス) id: 81b6eaa049 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきんこ(プロフ) - ★mmiioo★さん» コメントありがとうございます😊 さて誰を選びますかね😌 (2022年7月26日 22時) (レス) id: 81b6eaa049 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきんこ
| 作成日時：2022年6月17日 9時
