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私たちが食べ始めるのを見てから、向かいの席に座ったオビも食事を始めた。
「うまいかい？」
「まあ、おいしい。」
答えるとオビはそりゃよかったと言ってふっと笑った。
「ところで保護っていっても、Aの扱いについて主はなにか考えがあるのかねえ」
先に食べ終えたオビが頬杖をつきながらつぶやいた。
「私は白雪とちゃんと話がしたかったってだけでここに身を置くってきまったわけじゃないけど。」
「えっ、そうなのかい？」
目を丸くしているオビの顔を見ながら答える。
「森で感じたとは思うけど、私は元々王族っていうのが大嫌いなの。だから白雪がいなきゃ城なんか来たくなかったし、城の人間は信用したくないし出来ない。」
お前のこともだよ猫目。と付け加えた。
はあーーなるほどねえと頷いているのを一瞥して、ごちそうさまでしたと手を合わせた。
「…俺のことまだ名前で呼んでくれないしねえ」
は？と思わず口をついて顔を上げると、にんまりと笑って
「存じ上げませんでしたか？お嬢さん、わたくしオビと申します。以後お見知りおきを。」
胸に手を当てて胡散臭く恭しい態度で上半身だけでお辞儀をして、それから顔を上げて
猫目ではありませんよと言った。
私はあきれたように数秒見つめ続け、それから立ち上がって
「ご飯食べ終わったからもう外出たい。行くぞ猫目。」
と何事もなかったように食器を片付けはじめた。
オビはというとたいして気にしてないらしく、はいよっと笑って食器を片すのを手伝い始めた。
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こんにちは作者です！
課題だったり勉強だったりで本当に更新が遅くて、見てくだっさっている方には申し訳ないです。
夢主ちゃんがなかなか心を開かないもので、、、早くオビといちゃいちゃさせたーい！！笑
休校期間じゃないとなかなか更新できなさそうなのでできるだけこの期間に頑張ります、、
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ぺこぱ(プロフ) - コメント失礼します。とても面白いです！楽しく読ませていただいています。お忙しいとは思いますが、ぜひ更新していただきたいです！！ (2020年9月13日 1時) (
レス) id: 7095aaaef1 (このIDを非表示/違反報告)
お米 - ちくわたろーさん» ありがとうございます！本当だ、、ご指摘助かりました！(;_;) (2020年4月27日 10時) (レス) id: c138635eb5 (このIDを非表示/違反報告)
ちくわたろー(プロフ) - 面白いです！！が、オリジナルフラグが着いたまんまなので早く外した方がいいですよ(ｺｿｯ) (2020年4月25日 23時) (レス) id: 8347c78c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お米 | 作成日時：2020年4月24日 13時
