優しい貴方に恋をしました【西山宏太朗】 (ページ23)

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西山side

「今日は僕払うよ。それにお酒も、結構飲んじゃったからさ、」

『い、いや！それは悪いです。私も払います！』

「いーの！そういう時は素直に男の人に甘えるんだよ！！……カードでお願いします。」

『うっ…ありがとうございます……。』

・

お互いお酒を飲んでいたのでAちゃんの肩を支えながら店を出た。

ん、すごくいい匂い。

って変にドキドキしてきた。

『西山さん、あの、ごちそーさまでした。っひっく。//』

酔っているせいか白い肌がいつも以上に赤いし、喋り方に幼さが増してすごく可愛い。

男としての僕はこのまま彼女を持ち帰りたいやましい気持ちがあるけど、そこはグッと抑えなきゃ。

「駅まで送るよ。夜風に当たりながら少し行こうか、、、歩ける？」

『はい、、ありがとうございます。』

ふにゃと笑う顔は相変わらず可愛すぎて慣れないけど、今日また会えたことでAちゃんとの仲が少し深まった気がする。

・

『西山さ〜ん、こっち向いてくださ〜い！、、、、、、、、っちゅ。//』

えへへ〜と酔っ払っている彼女。、、、、、、

「え、！？！！？今、、、、」

僕の頬にキスした！？本人は酔っ払って気づいてないみたいだけど。

「、、、、、、、っ////も〜っ。」

「Aちゃん、ほら終電なくなっちゃうから。少し早歩きできる？//」

『あっちょっと待ってください〜！』

「(あ〜もう顔めちゃくちゃあつい///)」

思わせぶりはほんと良くないよ、もう。

どんどん好きになっちゃうじゃん。