十一 ページ11
?「しかもめっちゃイケメンだーっ!!」
さっき阿部さんに挨拶しかけた子もこちらに寄ってきた。
ru「ぼくラウール!えっとー、めぐろ、さん?」
mm「あってるよ」
抱きついてきてる子が俺によじ登りながら名前を教えてくれた。
sk「俺は佐久間!よろしくねっ!」
mm「うん、よろしく」
ラウールくんと佐久間くんね。
なんだ、普通の子と変わりないじゃん。一体どのへんが?
でも、他の子たちはだんまりを決め込んでいることに気づく。
そっちに顔を向けると、ビクッと身体を跳ねさせて、近くにいた宮舘さんの影に隠れた子がいた。
?「、…っ、あ…あ…」
dt「大丈夫だよ、康二。落ち着いて…。ごめんね、部屋戻ろうか」
宮舘さんは康二と呼ばれたその子を、おそらくその子の部屋に連れて行ってしまった。
あ……、こういうこと…。
sk「あー…康二なら大丈夫だよ。気にしないで」
佐久間くんが何か察したのかフォローを入れてくれる。阿部さんを振り返ると、そこに姿はなく、キッチンでなにやら飲み物を用意してるらしかった。
ええ、気まずい!
なんで!ちょっと、阿部さん…、!?
ちなみにラウールくんはまだ俺に抱っこされてる。
ちょっと呆然としていると、残りの三人と目が合う。みんな子供のものとは思えない目でこちらを睨んでいる。
思わずたじろぐと、一番奥のケータイを弄っていた子が口を開いた。
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ゆあ(プロフ) - めっちゃすきです (2023年2月23日 19時) (レス) @page22 id: a447ff0eda (このIDを非表示/違反報告)
沙耶 - 続き待ってます! (2022年10月15日 8時) (レス) id: 6a6eda54e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:冬優子 | 作成日時:2022年8月11日 20時