この恋、終着駅ナシ。~ SHO × REN ~

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それにしても廉くんの彼女発覚と言い



優太くんの健人先生は男としてどうなのか



って質問といい、朝から内容が濃すぎた







「A、疲れた顔してんじゃん、なんかあったか？」




「し、紫耀にぃ ！」



「なんだよ、そんな驚いて」






紫耀にぃ に健人先生がどうとか廉くんに彼女が



どうとか、そんなこと話せるわけない…





「言えよ。なんかあんだろ？」



「な、無いよ、何も」



「下手くそな嘘つくなよ」






やっぱり 紫耀にぃ は 紫耀にぃ だ



私のこと見抜かれてる …





「話してみ？聞いてやる。永瀬のことでも、中島のことでもな」



「うん … 」






紫耀にぃ 、 私のこと別に何も想ってないよね？



健人先生がそう想ったってだけだよね？



話しても何も起こらない…よね？





そんな返答の無い質問を 紫耀にぃ の横顔に



投げながら紙の野菜ジュースを握りつぶす






「廉くん、彼女出来たらしい… 」



「へー、で？」



「優太くんが、健人先生は男としてどうなのかって聞いて来て… 」



「中島か … 悪いやつじゃないもんな」




「でも、私… 答え出せなくて… 今私誰を求めてるのかなって…」






廉くんを求めたい。でももうそれは許されない



だとしたら私は誰を … ？





「答え教えてやる」






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