この恋、終着駅ナシ。~ SHO × REN ~

16.♯ ページ16

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さっちゃん先生が休みに入ったら




代わりにどんな先生が来るんだろう？







「おじさんとかだったら美嘉不登校になる！」




「こらこら」






さっちゃん先生の代わりの先生の話を



していると横から割り込んで来た紫耀にぃ







「24、男、専攻は音楽と英語。」




「紫耀くん、今のは？」




「来週から来る俺らの担任の話」







ら、来週？ また急だなー。








「24歳男って！ちょー若いじゃん！新卒ほやほや、教師なりたてって感じ？これでイケメンなら美嘉授業ちょー頑張る！！」







「イケメンかどうかは流石に分かんないわ」





どんな先生なんだろ？






「あ、ノート、ありがとう」




「あ、うん」





やっぱり不思議。




帰りはいつも美嘉と2人なのに





今日からは紫耀にぃ も一緒なんだ






「○○行き〜 、 ドアが閉まります 、ご注意下さい」





電車に乗るなり美嘉は優太くんを見付けて




「お先にー」




と別の車両に移動してしまった




朝と同じ光景。




廉くんと紫耀にぃが並ぶ




ただ流れる時間。





誰1人として声を発さない





そして何も話すことなく廉くんは




1人先に降りて行った







「A、あいつのこと好きなの？」



「え … 」







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