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先輩に話すことになるなんて…
「えっ、本当に?」
「はい…引きますよねこんな歳にもなって」
「いや…引きはしてない」
「そうなんですか?」
「うん…でも、あれだね、付き合った経験ないってことはその先もしたことないんだ」
……雰囲気が、変わる
なんていうか、
その、そういう…もう逃げ出せない感じ
「あー…ははは、。はい、ないですね」
「でも興味とかない?」
「興味…」
「付き合いたいとか、そういう事したいとか思ったり」
必死に誤魔化そうと笑ってみても先輩の言葉で圧倒されて何も言えなくなる
「チューどんなんとか」
『…』
「キス、してみたいとか全く思わない?」
『……ちょっとは』
.
「……ちょっとは?」
『……ちょっとは』
「…」
『…』
「…Aが良ければ、してみる?」
『………えっ』
「最初が俺で良ければの話ね」
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作者名:彗星 | 作成日時:2020年5月22日 23時