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貴方side
鋭い音を立て、交じり合う剣と剣。
頬を垂れる赤い液が、口の中で苦い味を広げる。
沖田「……やっぱ強ェな、オメェは…」
総悟の苦しそうな声が、耳に届いた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
数十分前、暇を持て余していた私たちにオールマイトが1つ提案した。
オール「2人も訓練してみたらどうだい？例えば…剣道とかで」
沖田「いいねィ。…久しぶりに交えるか」
『えェ、やだよ面倒臭い』
傘をクルクルと回しながら、私は反対の意見を出す。
だが、総悟は珍しくも乗り気だ。
その気合い、ここじゃなくて仕事で発揮しなよ…
沖田「……仕方ねェ、いちご牛乳3本でどうだ」
『何してんの総悟、さっさと剣抜きなよ』
沖田「早ェなオイ」
と、いちご牛乳3本という条件でいとも簡単に釣られてしまったのだ。
.
『ルールは簡単に、相手が降参したら勝ちってことで』
沖田「無難だねィ」
剣を抜き、お互い自分の位置に着く。
深呼吸をひとつして、私は剣を構えた。
『死ィィィィィねェェェェェ！！！』
沖田「テメェがなァァァァァ！！！」
同時に斬りかかり、私たちはぶつかり合う。
『このクソサドが！！いつもいつも私のこと蔑しやがって！！』
沖田「喜んでるオメェもオメェだろィ！！」
『喜んでねーし！！バーカ、バァーカ！！』
沖田「テンメェ…！！」
これが、冒頭部分までの流れである。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
総悟の振るう剣が、私の頬を掠った。
沖田「さっさと降参した方が身のためだぜィ」
『ハッ、誰が…！』
私は刀の柄を持つ手に力を入れ、勢い良く総悟の目先に向けて押した。
沖田「っ…！」
剣の先端は、総悟のすぐ目の前だ。
少しでも私が腕を伸ばせば、総悟の眉間は簡単に貫かれることだろう。
沖田「……参った…」
総悟の言葉に気が緩み、思わず剣を落としてしまった。
約30分で、私たちの勝負は片付いた。
『クッソォ……鈍ったァァァ…！』
更衣室に向かう生徒たちの横で、静かにそう呟く。
いやマジで……クッソォ…！！
.
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ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 終わったことはもう、ね…() 読者の皆様、お許しを☆(( (2021年1月14日 6時) (
レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - ちらちゃんさん» まぁ、もう変えれませんしね！気にしなーい気にしなーい←← (2021年1月14日 6時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 最初そんな感じで書いてましたよね！！私も後から書いてて気づいたんです笑 こうなったら、護衛の仕事を持たされた仮生徒ってことにしときましょう。うん。都合いいなオイ((ごめんなさい (2021年1月14日 5時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - あれ？ちょっと思ったんですけど夢主って正式な生徒じゃ……(((殴←(色々とやばくなりそうだからここでやめときまする←) (2021年1月14日 4時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ミミさん» ありがとうございます(> <) ボード確認しときまーす！ (2020年5月22日 14時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2018年11月3日 23時
