３５- 新たな敵は鬼！？ ページ26
貴方side
退学させられて1ヶ月が経った頃、私の元に一本の電話が入った。
『もしもし？』
桂「久しいなA。噂によると、退学させられたようだが」
『黙れ！こっちはようやく立ち直りかけてたのに！傷をえぐるようなことしないでくれます！？』
すまんすまん、と言いながらヅラは私を宥める。
『…で、何の用？』
桂「あぁ、それが、今随分と厄介なことが起きていてな」
『厄介なこと？』
ヅラは一息おいて、重たそうに言った。
桂「……天人が、他の世界にも行き来しているんだ」
『………は？』
ヅラの言葉に、一瞬思考が止まった。
天人が、他の世界にも行き来してる…？
それ、厄介どころかクソじゃん。
やることわけわかめだろ、アイツら。
『…何でそれを私に報告してきたんだよ』
あ、もしかして無職だから、他の世界にも行って天人を退治してこいとかそういうこと？ざけんな無職ナメんじゃねェぞ！！
桂「お前、いま無職だろう。だからその世界にいって、天人を退治してきてくれ」
『フラグかよ。フラグだったのかよ』
勘弁してくれよ…という心の声は届くはずもなく、ただただ頭を抱えることしかできない。
桂「そっちでもまだいろいろすることがあるだろう、それが済んでからでいいから、考えていてくれ」
まぁ、無職のお前には嬉しい話だと思うがな。と、そう言うヅラの顔は恐らくニヤついているのだろう。うん、ぶっ殺そうかな？
桂「あ、それと、その世界にいる天人は普通の者より少々手強いらしい」
『えェ何それ。何そのいらない付属設定』
桂「しかも、この件に関しては鬼兵隊も春雨も知っている組織は少ないらしい」
『え、じゃあ何でお前知ってんだよ』
桂「まぁまぁ。俺は無職とは違うんでな」
『もうお前ん家に天人送り付けるから、じゃあね☆』
そう言って、私は通話終了ボタンを押した。
アイツ、無職だからってバカにしやがって……
まァ、この世界でやることももうほとんど無いし…
無職になった今、望むのは仕事のみ。
結構気に入ってたんだけどなァ、この世界。
向こう行く前に、荷造りと挨拶は済ませとかないとな。
お世話した身だけど、お世話になった部分も多いし。
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ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 終わったことはもう、ね…() 読者の皆様、お許しを☆(( (2021年1月14日 6時) (
レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - ちらちゃんさん» まぁ、もう変えれませんしね！気にしなーい気にしなーい←← (2021年1月14日 6時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 最初そんな感じで書いてましたよね！！私も後から書いてて気づいたんです笑 こうなったら、護衛の仕事を持たされた仮生徒ってことにしときましょう。うん。都合いいなオイ((ごめんなさい (2021年1月14日 5時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - あれ？ちょっと思ったんですけど夢主って正式な生徒じゃ……(((殴←(色々とやばくなりそうだからここでやめときまする←) (2021年1月14日 4時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ミミさん» ありがとうございます(> <) ボード確認しときまーす！ (2020年5月22日 14時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2018年11月3日 23時
