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貴方side
屁怒絽「いやぁ、前にAさんが好きだと言っていた花が綺麗に咲きまして」
わざわざこっちまで届けに来たんですよ〜、と丁寧な手つきで植木鉢を持った屁怒絽が言う。
ははっ、こんな恐ろしい笑顔見たことない♡
上鳴「お、おいA…そのヴィランみたいな奴、何なんだよ…」
私の背中に隠れている上鳴が、ボソボソと訴えてくる。
『ヴ、ヴィラン？何言ってんの？お花の妖精さんだよ？そう、妖精さんなんだよ…』
切島「お前それ、自分に言い聞かせてるようにしか見えないぞ…」
切島の正確なツッコミを無視して、私は目の前にいる屁怒絽に話しかけた。
『わ、わざわざ届けに来てくれたんだよね…』
屁怒絽「はい。Aさんが喜んでくれると思って」
『いやもう発狂していいぐらい喜んでます。ベリーサンキューって感じマジ卍』
やべェよ、屁怒絽の顔の威力が強すぎて日本語わかんねェよ。国語ってなんだよ知らねェ。((
屁怒絽「Aさんが喜んでくれて良かったです。この花は水をあげなくても枯れないので、めんどくさがり屋なAさんでも大丈夫ですよ」
ちょくちょく失礼なこと挟んでくるなコノヤロー。
そんなことを思いながらも、私は笑顔で感謝の気持ちを伝えた。
.
屁怒絽「それじゃあ、まだお店の手入れが済んでいないので、そろそろ向こうに戻ります」
『あ、卍。じゃなくて……またな』
いや、またなんて無くていい。またとか来んな。
屁怒絽「はい。また会える日を楽しみにしてます」
「えっ…」
屁怒絽は来た時と変わらない笑顔を浮かべて、共有スペースを去って行った。
えっ…
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『…ぶぇくしょぉんっ！！あ"ーマジ花粉パリピ』
文句を漏らしながら、ズビズビと鼻をかむ。
ふと、机の上にある植木鉢が視界に入った。
鮮やかな赤い花だ。
『気色悪ィほどの赤だね、血みてェだ』
花はなにかを言うはずもなく、ただただ風に揺れる。
花の香りに、再び鼻をかすめられる。
くすぐったい。
鼻をかく指元にすら風を感じてしまう。
『……ぶぇくしょんっ！！』
そういえば私、今日は花と鼻ばっか言ってんな。
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ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 終わったことはもう、ね…() 読者の皆様、お許しを☆(( (2021年1月14日 6時) (
レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - ちらちゃんさん» まぁ、もう変えれませんしね！気にしなーい気にしなーい←← (2021年1月14日 6時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 最初そんな感じで書いてましたよね！！私も後から書いてて気づいたんです笑 こうなったら、護衛の仕事を持たされた仮生徒ってことにしときましょう。うん。都合いいなオイ((ごめんなさい (2021年1月14日 5時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - あれ？ちょっと思ったんですけど夢主って正式な生徒じゃ……(((殴←(色々とやばくなりそうだからここでやめときまする←) (2021年1月14日 4時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ミミさん» ありがとうございます(> <) ボード確認しときまーす！ (2020年5月22日 14時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2018年11月3日 23時
