３２- 災難は大体続く ページ16
貴方side
ようやく1週間が終わり、生徒たちが自主練をする中、私はまたヴィラン連合に攫われていた。
しかも、今回は何故か代名詞が色気の男も一緒に。
『晋チャンも災難だねェ。私の護衛に来ただけなのに』
高杉「お前がこんな面倒臭ェところで生活してると考えると、すぐにでも連れて帰りたくなるなァ」
そう言って、ふーっと吐かれる煙が鼻につく。
高杉「……まァ、俺の隣で死んでもらえりゃそれでいいんだが」
『変態かよ』
高杉「何を聞いてそう思う」
相変わらず鋭いツッコミをしやがる。
さすがだねっ！！
.
死柄木「……おい黒霧、この変態野郎は誰なんだ…」
呑気に駄弁る私たちとは打って変わり、首をガシガシと掻きながら尋ねる死柄木トムトム。
黒霧「すみません死柄木弔。あまりにくっついていたもので、思わず連れて来てしまいました」
死柄木「チッ、こんな色気の塊は求めちゃいねぇんだよ…」
『んだコラテメェ、高杉くんナメてんのか？』
高杉「ナメてんのはテメェの方だろ」
『こう見えても高杉くんはなァ、私の5倍友達少ねェんだぞ！』
高杉「身長じゃねェのかよ…」
と、どこかで聞いたことのあるやり取りをする私と高杉くん。
言い忘れていたが、私たちは今しっかり椅子に縛りつけられている。見る限り、このロープはお高いものだろう。(聞いてない)
トガ「Aちゃん、縛られてる姿もカァイイねぇ！」
『え、マジ？もう私ずっと縛られたまま過ごそうかな…』
荼毘「あぁ、そそるぜ」
『テメェそのツギハギ剥がしてやろーか』
私の前にかかみ、ニヤニヤと笑う荼毘の腹を蹴る。
トガチャンは可愛いから蹴らないよ。
JKは傷つけない主義なんで！！
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
私たちが遊んでいる間に話が進んでいたのか、隣にいた晋チャンが呟いた。
高杉「…なるほどな。テメェらはオールマイトというヒーローを殺すために、圧倒的戦力のあるコイツを連合に誘ったと」
見事に断られたんだけどな…と、死柄木も続ける。
高杉「テメェらが何を思ってヒーローを殺したいかは知らねェが………コイツを使うとき、それは自分たちの命が無くなるときだ」
そう言って妖しく笑う高杉の目には、やはり狂気的な何かが潜んでいる気がした。
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ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 終わったことはもう、ね…() 読者の皆様、お許しを☆(( (2021年1月14日 6時) (
レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - ちらちゃんさん» まぁ、もう変えれませんしね！気にしなーい気にしなーい←← (2021年1月14日 6時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 最初そんな感じで書いてましたよね！！私も後から書いてて気づいたんです笑 こうなったら、護衛の仕事を持たされた仮生徒ってことにしときましょう。うん。都合いいなオイ((ごめんなさい (2021年1月14日 5時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - あれ？ちょっと思ったんですけど夢主って正式な生徒じゃ……(((殴←(色々とやばくなりそうだからここでやめときまする←) (2021年1月14日 4時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ミミさん» ありがとうございます(> <) ボード確認しときまーす！ (2020年5月22日 14時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2018年11月3日 23時
