２５- 親愛ならないハゲ ページ1
貴方side
『離せよクソ坊主！見たくねェんだよ、そんな面！』
星海坊主「お父さんになんて口の利き方だ！」
『こんなガラス細工みたいな危なげな頭のお父さん嫌！！』
星海坊主「直接ハゲって言わなければいいってモンじゃないんだぞ！！」
『認めたじゃん！今自分ハゲって認めたじゃん！』
星海坊主「だってそーゆー流れだったじゃん！！」
午前10時20分。
国語の授業を受けていると、突然教室に乱入してきたハゲ頭の親父。
ハゲと神楽と父として名の知れている、星海坊主だ。
『てゆーか、私はいつからアンタの娘になったんだよ！！』
星海坊主「神楽ちゃんの手紙に書いてあったの！“友達のAを養子にしてください”って書いてあったの！」
『親バカも大概にしろよハゲ！！』
星海坊主「あー今ハゲって言ったね！お父さん傷ついたー！」
私とハゲのやり取りを見て、額に汗を浮かべるクラスメイトとセメントス。
無理もない。
私はハゲの股間を蹴りまくり、ハゲはそれをガードするのに必死なのだ。
そんな状況を見れば、出るモンも出るだろう。
.
『………で、何しに来たわけ？』
落ち着きを取り戻した私たちは、現在仮眠室で話し合いを開いている。
星海坊主「いや、神楽ちゃんが連れてきて欲しいって」
『嘘つけ。神楽、つい最近こっち来たぞ』
星海坊主「すいません」
『はよ言えや、ハゲ散らかすぞ』
星海坊主「だからそれ禁句！！」
『うるせェ！いいから言えやオレンジ頭！』
星海坊主「それ遠回しにハゲって言ってるよね！絶対言ってるよねそれ！」
……と、落ち着け落ち着け…
私とハゲは深呼吸をして、正気を取り戻す。
『……で、』
星海坊主「………その、神威と結婚を」
『してる場合かァァァァァ！！！』
思わず殴りそうになった手を押さえ、私は再び深呼吸をする。
『……で、』
星海坊主「………スムージーを作ってほし」
『育毛剤飲んでろやァァァァァ！！！』
星海坊主「ふべらぁっ！！」
……うん、今のは悪くない。
私は悪くない。悪いのはこのハゲだったはず。
私は気絶したハゲを向こうに送り返し、何事も無かったかのように授業に参加した。()
.
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ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 終わったことはもう、ね…() 読者の皆様、お許しを☆(( (2021年1月14日 6時) (
レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - ちらちゃんさん» まぁ、もう変えれませんしね！気にしなーい気にしなーい←← (2021年1月14日 6時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - al8056さん» 最初そんな感じで書いてましたよね！！私も後から書いてて気づいたんです笑 こうなったら、護衛の仕事を持たされた仮生徒ってことにしときましょう。うん。都合いいなオイ((ごめんなさい (2021年1月14日 5時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
al8056(プロフ) - あれ？ちょっと思ったんですけど夢主って正式な生徒じゃ……(((殴←(色々とやばくなりそうだからここでやめときまする←) (2021年1月14日 4時) (レス) id: 6b4ec52995 (このIDを非表示/違反報告)
ちらちゃん(プロフ) - ミミさん» ありがとうございます(> <) ボード確認しときまーす！ (2020年5月22日 14時) (レス) id: 843b1d66ba (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん | 作成日時：2018年11月3日 23時
