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轟side
部屋で筋トレをしていると、突然、緑谷が押しかけてきた。
緑谷「轟くん！！吉田さんがっ…！！」
轟「A…！？」
Aの名前を聞いただけで反応する俺は、やはり重症だと思う。
何が重症なのか？
それは……なんとなくわかるだろ。
って、今はそんなことを考えてる場合じゃねぇ。
俺は緑谷に着いていき、共有スペースまで走った。
.
『あれ、轟じゃん』
共有スペースにいたのは、赤い着物を纏ったAだった。
そのあまりにも美しい姿に、一瞬で目を奪われる。
上鳴「なぁ轟。いつものAも綺麗だけどよ、この格好のAもヤバくね？」
峰田「胸が…胸がぁ…！！」
確かに、やばい。
俺はまじまじとAを見つめる。
化粧をしているのか、美しさがより一層際立てられている。
痛感させられた。
俺は相当Aに溺れているらしい。
.
上鳴と峰田の間を通り、俺はAの前まで移動した。
『？』
キョトンとした顔で俺を見つめるA。
そんな愛らしいAを、俺は勢い良く腕で包んだ。
爆豪「っ！？」
緑谷「と、轟くん！？」
上鳴「抜け駆けか轟ぃぃぃぃ！！」
切島「男らしくねぇぞ！！」
『何すんだお主』
轟「……なんでそんな格好なんだ」
『え…別に、着たかったから』
……それ、そんな軽い気持ちで着るようなもんじゃねぇだろ…！！
爆豪「おい半分野郎！！さっさとAから離れろやクソが！！」
背後から爆豪に怒鳴られる。
『ヘルプバクゴー！！』
轟「ダメだA、アイツは危ねぇ」
『いや君が1番危ないからね！？』
轟「俺は変態じゃねぇ」
『言ってねェよ！！つか自分で自覚してんじゃん！！』
すると突然、Aが俺の右腕を掴んだ。
そして次の瞬間、俺の体は宙に浮いた。
『もう二度とこの格好しない……！』
そう言って、Aは共有スペースを出ていった。
上鳴「……轟、アイツ明日になったら忘れてるから」
そんな感じのことを、何故か全員に告げられる。
………俺、何か悪いことしたのか？
.
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フルーチェ侍 - 500票目ゲットだぜ！面白かったです！続編見てきます！ (2022年9月5日 21時) (
レス) @page50 id: 529ebb08c2 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - アキ猫さん 同感！！ 読んだときすごいしっくり来た。 (2020年9月6日 16時) (レス) id: 078bed45a6 (このIDを非表示/違反報告)
アキ猫(プロフ) - 所々セリフが文ストで俺歓喜 (2019年1月13日 17時) (レス) id: 863df592fc (このIDを非表示/違反報告)
ｳﾂｹ(プロフ) - もう沖田落ちにしてレベルで風邪の時の総悟好きすぎてつらい。まだ全部読んでないで風邪まだ読んでコメントする私もどうかと思うけどッ！ (2018年11月17日 4時) (レス) id: 322a6d655f (このIDを非表示/違反報告)
朝霧雪(プロフ) - ちらちゃんさん» 私の話のリクエストってありますか………？ここで言うのもなんなんですが……。 (2018年9月30日 13時) (レス) id: a1c799e4f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん x他2人 | 作成日時：2018年9月11日 22時
