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緑谷side
僕たちは今、ヒーロー基礎学の授業を受けている。
でも、今日は転校生の吉田さんの試験(?)をみんなで鑑賞するだけらしい。
そんな授業だから、ほとんどの人はやる気がない。
オール「みんな、A少女をしっかり見ておくんだよ！！」
吉田さんを演習場へ連れていったあと、オールマイトが戻ってきた。
麗日「……あの、オールマイト。Aちゃん、大丈夫なんですか…？」
麗日さんが心配の声を上げた。
八百万「私もAさんが心配ですわ」
瀬呂「俺も。だってアイツ、無個性なんだろ？」
常闇「相手は入試の時の仮想敵。怪我をする可能性もある」
と、みんな声を揃えて言う。
僕も彼女が心配だ。
彼女も無個性なんだ。
常闇くんの言った通り、相手は入試の時の仮想敵。
怪我をする可能性が大いにある。
オール「まぁ、見ていれば分かるさ」
と、オールマイトは僕たちを安心させるように言った。
.
上鳴「おっ、始まったぜ！」
上鳴くんの声を聞いて、みんな一斉にモニターに目を向ける。
空を覆う仮想敵が、立ち尽くす吉田さんに腕を振るった。
ダメだっ…！！
僕は思わず目を瞑った。
切島「……おいおいマジかよっ！！」
峰田「何なんだよアイツぅ…！！」
芦戸「ヤバすぎでしょ…！」
尾白「あのパンチを見もせずに！？」
恐る恐る目を開けて、モニターを見る。
緑谷「なっ、なんで…！？」
そこには、仮想敵の腕を片手で受け止め、
平然な顔をした吉田さんが映っていた。
無個性なんじゃないのか…？
あんな体のどこに、そんな力があるんだよっ…！！
そして次の瞬間、仮想敵が風を切って飛んだ。
砂藤「なんだよあのパンチ！！」
耳郎「あのサイズの仮想敵を…」
葉隠「パンチ1つで飛ばした…！」
仮想敵は右腕が無い状態で立ち上がると、再び吉田さんに向かって走っていった。
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フルーチェ侍 - 500票目ゲットだぜ！面白かったです！続編見てきます！ (2022年9月5日 21時) (
レス) @page50 id: 529ebb08c2 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - アキ猫さん 同感！！ 読んだときすごいしっくり来た。 (2020年9月6日 16時) (レス) id: 078bed45a6 (このIDを非表示/違反報告)
アキ猫(プロフ) - 所々セリフが文ストで俺歓喜 (2019年1月13日 17時) (レス) id: 863df592fc (このIDを非表示/違反報告)
ｳﾂｹ(プロフ) - もう沖田落ちにしてレベルで風邪の時の総悟好きすぎてつらい。まだ全部読んでないで風邪まだ読んでコメントする私もどうかと思うけどッ！ (2018年11月17日 4時) (レス) id: 322a6d655f (このIDを非表示/違反報告)
朝霧雪(プロフ) - ちらちゃんさん» 私の話のリクエストってありますか………？ここで言うのもなんなんですが……。 (2018年9月30日 13時) (レス) id: a1c799e4f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちらちゃん x他2人 | 作成日時：2018年9月11日 22時
