検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:453 hit

ページ2

何もかも見透かされそうな目だった。

「空を見ているんだ」

「空を?」

「うん。空を見ていると、僕の悩みなんてちっぽけに思えてくるから」

少女は、首を傾げた。

「別に、無理してちっぽけに思わなくてもいいと思うわ」

「それくらいしないと生きていけないほど、大きな悩みなんだ。溜めてしまったら、苛々で死んでしまいそう」

「まあ、そんなに」

少女は手を口元に当てた。

で→←で



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (2 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
設定タグ:短編 , 青春 , オリジナル , オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:朝霧透花 | 作成日時:2017年6月25日 14時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。