両面宿儺と女子高生の日常！2【呪術廻戦】

転入5 ページ16

『結局転入は出来るって事でいいんですよね？』

「もちろん。僕がせっかく上を説得したのに君に逃げられたら僕の首が飛ぶよ？」

『…え。ごめんなさい！そうとは知らず！』

「いいよ。君が逃げる前に僕が捕まえるからね。

でも君さ、なんであんなに呪術師に怯えてたの？最初会った時」

『宿儺が…捕まったら死刑だって脅すから』

ケラケラと五条が笑った。


「悠仁が死刑にならなかったんだ。Aの死刑もない事はわかっていただろうに。揶揄われたね」

『え"、宿儺死刑無いって知ってたの？』

「当たり前だ」


なんだと⁉死刑にならないためにあんなに頑張ったのに！


『じゃあ教えてくれたらよかったのに』

「戯け、小娘が。貴様はすぐに手を抜こうとするからなぁ。いい経験だったろう？」

『…もうYou◯ubeみせてあげないから！』

「よしよし、余程死にたいとみえる」

『YouT◯be観れなくて暇死にするのはそっちですぅ！』

「ふむ。なら、今身体にある傷を全て治そう」

『それは…、ありがたいけど』

「代わりにYou◯ubeは観せてもらうぞ」

『………わかった』

誰のせいでこの傷ついたと思ってるんだ！



「この後とりあえず1年生と顔合わせしよう！」

『はい！』



「みんな聞いてたと思うけど！今日は転校生がいまーす！おいで」

扉を開けると3人が座っている。


転校なんて初めてだから緊張する。


そういえばこの3人にだいぶ傷つけてしまった。

「自己紹介して」

『…猫羽Aです。あの、この前はすみませんでした！これからは一緒のクラスになるのでよろしくお願いします！』

頭を下げて、ちらっと3人の反応を伺う。


「ん、よろしく！」
「おう」
「よろしくね」


案外普通の反応でホッとする。



呪術高等専門学校とはいえ、呪術ばかり学ぶわけではなく、普通に国数英社理、技術家庭科体育はある。

プラス呪術についての座学、実践があった。

なんとくスポーツ科みたいに呪術の時間が多めなだけで普通の高校だなという感じ。



午前中は普通の授業をして終わった。

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