熱のちキス2 ページ6
最悪なことに何度も経験した2人はお互いの弱点は掴んでいる。
兄さん、絶対狙ってる。ボクの弱いところばっかり!
不本意ながら嫌悪感より快楽が上回ってきた。
『っ…、ぁ』
声が出そうになったが、そんなの認めたくない上に聞かれたくないAは口を両手で抑える。
『んっ、ふ』
それを見たヒソカはゾクゾクする。
「その気になった?」
ふるふると首を横に振るが、軽く声が漏れる。
腕を口から離してバンジーガムで頭の上に固定する。
「聴かせて♡」
Aの耳元で囁く。
『やだ、あッ』
「さっきより滑りがよくなってるよ♡」
羞恥心と屈辱と体調が悪いのと快楽と、ぐちゃぐちゃに入り乱れて訳がわからなくなる。
頭、おかしくなるっ。
『いッ♡ん、……んっ♡』
「はぁ、あぁ、やっぱりA、最高だよ♡」
だんだん激しくなるにつれ、Aもヒソカも息が上がる。
『ぁ♡………う♡』
Aは 喘 ぎ ながらも涙が止まらない。
「ボク、もう、無理♡」
『やだ、んっ♡イきたくない!やっ、』
激しく腰を打ち付けられ奥に当たる。
「イっく♡♡♡♡」
『〜〜〜〜〜〜〜ッ⁉♡♡♡』
快楽が全身に走ってガクガクとカラダが痙攣する。
「やっぱりAはイイよ♡」
キスをしようとするとぐったりとしたA。
「A?」
頰に手を添えても反応が無い。
ヒソカはククッと笑う。
「ちょっとやりすぎたかも♠」
気を失ったAの額に軽くキスを落として、Aに服を着せた。
朝Aが目を覚ますとだるさがまだ残っていた。というか昨日よりも悪い。
頭がぼーっとして視界が霞む。
「起きた?」
声がした方を向くとヒソカがいつもどおりの笑みでベッドに寝そべっている。
ヒソカを見た瞬間、昨日のことを思い出した。
動かないからを無理やり動かして起き上がる。
ヒソカもつられて起き上がると背中を押されて玄関まで連れて行かれる。
「怒ってる?」
『帰って…』
「でも、大丈夫かい?」
『帰って…』
Aは立っているのもやっとな状態で壁に寄りかかる。
「わかったよ♣」
ヒソカが出て行った後、Aはその場に崩れ落ちる。
298人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Pistachio(プロフ) - ユーリンチーさん» コメントありがとうございます!こっちは息抜きに書いているものですが面白いと言って頂けて嬉しいです!しばらく忙しくなるので更新できないとは思いますがちょっとした息抜きに書いていきたいと思います! (2020年1月21日 20時) (レス) id: dc3532627f (このIDを非表示/違反報告)
ユーリンチー - 初コメ失礼します! とっても面白いです!!更新待ってます!! (2020年1月20日 22時) (レス) id: 2fb14d05c2 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - 孤歌さん» またまたコメントありがとうございます!反抗期!いいですね!自分は反抗期があまりなかったので友達に話を聞いたりネットで調べて書いてみたいと思います。ただ、更新めちゃくちゃ遅いと思うので気長に待って頂ければと思います! (2020年1月19日 1時) (レス) id: dc3532627f (このIDを非表示/違反報告)
孤歌 - 気が向いたらお願いしたいリクエストなんですけど・・・夢主ちゃんに急に反抗期が来て、ヒソカが頑張って仲を取り戻そうとする……的なやついいですかね?あ、戻し方は何でもいいですよ!第三者でもヒソカが色々やっても…。息抜き程度でいいのでお願いします(^-^)v (2020年1月18日 18時) (レス) id: e9109ef2b5 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - 明里香さん» うわー!ご指摘ありがとうございます!そして同時に恥ずかしい…。しっかり読んでいただき有難いです! (2019年8月14日 17時) (レス) id: 6b5b204f97 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Pistachio | 作成日時:2019年4月8日 0時