奇術師の妹だったら！？番外編【HUNTER×HUNTER】

熱のちキス1 ページ5

「キミが嫌がっても抵抗しないなんて珍しいね♦」


そう言ってAの服を脱がせていく。


「ああ、しないんじゃなくて“できない”のか♠」

『もう、やだぁ』

半分泣きそうになるA。

普段なら嫌なら絶対に、念でのバトルになってもヤりはしないが今回は発はおろか纏すらまともに出来ず、抑え込まれる。



ヒソカは首筋から鎖骨、胸、腹と徐々に下へとキスを繰り返す。


ヒソカの手が太ももに触れたとき、グッと脚に力を入れるも簡単に開かれてしまう。

舌先でつうっと太ももをなぞった。


「全然濡れてないね♣」

軽く触れるが全く濡れていなかった。


『当たり前でしょ。こんなの全然気持ちよくないっ』

僅かに声が震える。


「へぇ♦じゃあ、気持ちよくしてあげないと、ね？」

舌が奥まで入っていく。


クチュ、ピチャ…。

水音が室内に響く。



しばらくの愛撫で舌を離す。

「本当に濡れないね♣その気じゃないキミとヤ る とこうなるんだねぇ♠でもボク、もう我慢できないから挿れるよ♡」

『やだッ！』


いつ用意したのかヒソカの手にはローションが握られている。

「これで痛くはないだろ♠」


ズプッ。



『ふ、…っ、ぅう〜』

ポロポロと涙が溢れてくる。



抵抗出来ないことがこんなにも悔しいだなんて思ってなかった。



腕で顔を隠していると、ヒソカに手首を掴まれてベッドに押し付けられる。

「なんて顔をするんだ♡」

ヒソカは自然と口角が上がる。

普段であれば絶対にみることの無い表情(かお)。

涙に濡れる頰、潤んだ瞳、声を殺すように引き結ばれた唇、嫌悪を露わにした目、上がった息。



A♡その表情、余計にそそるだけって気づいてる？犯してるみたいで興奮する♡♡



その頰に、唇にキスを落とす。


ヒソカは掴んでいた手を離す。

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