熱のち…？共通1 ページ2
狐歌様からのリクエストです。風邪をひいた夢主ちゃんが、意識が朦朧とするなかヒソカに色々されて弱々しく抵抗してる─みたいなシチュエーションです。
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朝起きたAはふと体の異変に気づいた。とんでもなく怠く、上手く頭がまわらない。
空調は完璧な天空闘技場の200階の1室だというのに寒気がする。
加えて息が荒い。
熱、かな。
動きたくないので布団を被っているとカチャっと扉が開く。
誰だろ…？
この部屋に入れる合鍵を持った人物は1人しかいないのだが、そこまで頭がまわらずに薄く目を開いて扉の方向を見続ける。
『兄、さ』
ヒソカだと視認してから目を瞑り布団を鼻まで上げる。
「やあ♠……大丈夫？」
すぐにAの異変に気づき、ベッドへ近寄る。
ヒソカは手のひらをAの額に当てると熱があると確信する。
「けっこう高そうだね♣」
少し迷う素ぶりをしたあと、「ちょっと待ってて」と言い残して部屋を出て行く。
暫くして天空闘技場の常在医とヒソカが来た。
「起きれる？」
それに応えず起き上がろうとすると背中を支えてくれた。
医師はまず体温計で体温を計り、問診の後、口開けて、とか、心音を聴いたりしていた。
「風邪からくる熱だと思われます」
こんなに熱あるのに風邪、かぁ。
先程ちらっと見えた体温計には38.3と表示されていたはずだ。
「栄養のあるものを食べて、睡眠をしっかりとっていれば大丈夫でしょう。もし、体調に変化があったときは直ぐに教えて下さい」
そう言い、薬を何種類か置いていった。
医師が部屋を出るのと同時にヒソカも部屋を去る。
少しの間寝ていたAはガサガサという音で目を覚ます。
近くのお店のレジ袋が見えて、テーブルの上にゼリー、フルーツを始め、食べやすい物が1通りあった。
「どれか食べれそうな物ある？」
そう言いながらスポーツドリンク、熱さまシートも袋から出していく。
『ぁ…食べたくない』
そう言うとヒソカは困ったような顔をした。
「どれでもいいから食べないと、薬も飲めないだろ？」
応えるもの億劫なAはヒソカに背を向ける。
ヒソカは溜め息をひとつ。
「困ったお姫様だ…♣」
「せめて水分補給しよ？」
それだけなら…。
そう思うものの段々意識にもやがかかったようにはっきりしない。
夢か現実かわからないところでスポーツドリンクの味がした。
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Pistachio(プロフ) - ユーリンチーさん» コメントありがとうございます！こっちは息抜きに書いているものですが面白いと言って頂けて嬉しいです！しばらく忙しくなるので更新できないとは思いますがちょっとした息抜きに書いていきたいと思います！ (2020年1月21日 20時) (
レス) id: dc3532627f (このIDを非表示/違反報告)
ユーリンチー - 初コメ失礼します! とっても面白いです！！更新待ってます！！ (2020年1月20日 22時) (レス) id: 2fb14d05c2 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - 孤歌さん» またまたコメントありがとうございます！反抗期！いいですね！自分は反抗期があまりなかったので友達に話を聞いたりネットで調べて書いてみたいと思います。ただ、更新めちゃくちゃ遅いと思うので気長に待って頂ければと思います！ (2020年1月19日 1時) (レス) id: dc3532627f (このIDを非表示/違反報告)
孤歌 - 気が向いたらお願いしたいリクエストなんですけど・・・夢主ちゃんに急に反抗期が来て、ヒソカが頑張って仲を取り戻そうとする……的なやついいですかね？あ、戻し方は何でもいいですよ！第三者でもヒソカが色々やっても…。息抜き程度でいいのでお願いします(^-^)v (2020年1月18日 18時) (レス) id: e9109ef2b5 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - 明里香さん» うわー！ご指摘ありがとうございます！そして同時に恥ずかしい…。しっかり読んでいただき有難いです！ (2019年8月14日 17時) (レス) id: 6b5b204f97 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pistachio | 作成日時：2019年4月8日 0時
