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朝、イルミが起き上がるとAがうっすらと目を開ける。
「おはよ。熱は？」
『今はだいぶいいかも』
まだ横になりながら言った。
「じゃあオレ、朝ご飯持ってくるから。体調いいなら食べて」
『毒抜き？』
不安そうに見上げるA。
「どうだろうね」
イルミは少し笑って言った。
『もう！』
ぷくっと頰を膨らませる。
「ちゃんと食べれるもの用意するよ」
ベッドから立ち上がってイルミは部屋を出て行った。
『やっぱり毒抜きだと美味しいね！ごちそうさま！』
満足そうな笑顔にイルミは少し笑う。
「まだ熱上がると思うから部屋にいてね」
『イルミ今日も仕事あるの？』
「今日は……たぶん無いかな。急な依頼が無ければ」
『じゃあずっと看病してくれる？』
悪戯っぽく布団にくるまって笑うAは可愛かった。
「そうだねー。することないし」
『やったー！』
「騒がない」
『ねぇねぇ、暇でしょ？遊ぼ？』
「何して？」
『ボク、人生ゲームやりたい！』
「2人で？」
『ミルキとかキルアも呼ぼうよ！人数が多い方が楽しいよ！』
結果依頼が無かったキルア、ミルキを呼んだ。
『あっ⁉現実ではモテそうにないミルキが妻子持ち⁉嘘！』
「A失礼だな！オレはゲームに関して負ける気がしないね！」
ミルキがケラケラと笑う。
「兄貴〜、そんなんで満足してるようじゃまだまだだね」
キルアが挑発する。
「はぁ⁉ワープとか運良すぎ！おまけに金持ちかよ！」
ミルキはキルアを見て驚く。
『はいきた！臨時収入！総資金トップ〜！』
「イルミめっちゃ後ろじゃん！殺しは上手くてもゲームは出来ないんだな」
「ミルキ殺すよ？」
『こらこら！殺し禁止！やるなら
途中でカルトも参戦。ゼノが通りかかって、キキョウもお菓子と飲み物を持ってきた。
「やった！ゴール！」
キルアがガッツポーズをする。
「兄さん早い」
カルトがムスッと頰を膨らます。
キルアが既にゴールし、次にA、ミルキ、カルト、イルミと続く。
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Pistachio(プロフ) - 明里香さん» ありがとうございます！訂正します！ (2019年8月13日 6時) (
レス) id: 6b5b204f97 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 12話に誤字がありました。「感動の再開」ではなく、「感動の再会」です。 (2019年8月13日 0時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
ヒガンバナ(プロフ) - 面白すぎる！面白すぎます！！！最高です！続きを楽しみにしていますね！ (2019年3月6日 22時) (レス) id: 5d73287e24 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - RTさん» コメントありがとうございます！励みになります^ - ^ (2018年8月24日 2時) (レス) id: b81020c23b (このIDを非表示/違反報告)
RT - とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2018年8月11日 15時) (レス) id: da0e7ea281 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pistachio | 作成日時：2017年2月16日 21時
