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2次試験会場の中にはデカい男と髪を5つに束ねた奇抜な女がいた。
2人は美食ハンターであり、2次試験は料理いうことだった。
料理はきびしいなぁ。人並みにしかできないし。
まず、男の課題をクリアした人が女の課題を受けることができ、どちらもクリアで合格らしい。
男が嬉々として口を開く。
「オレのメニューは、豚の丸焼き！！オレの大好物。森林公園に生息する豚なら種類は自由。それじゃ、2次試験スタート！！」
その言葉に一斉に散って行く受験者たち。
Aもゆっくり動き出した。
あてもなく歩いていると偶然にも豚を発見。
豚はAに突進を繰り返すが、ヒラリと避けていく。
木に登ると豚は木に突進してくる。
だぁぁあん！と強い衝撃が伝わる。
と、Aが登っていた枝が折れた。
…え、うそぉ。
豚の上に落ちるA。
素早く距離をとるが、豚は伸びていた。
後々、Aは豚は額が弱点であり、偶然額の上に落ちたことを知った。
ゴォォォォォオン！
鐘の音が鳴り、試験が終了した。
豚の丸焼き75頭‼バケモンだ……‼
「やっぱりハンターってすごい人達ばかりなんだね」
ゴンが本気で感心したように言う。
「すごいっちゃすごいけどああはなりたくないな」
キルアがもっともなことを言う。
焼けばいいだけで助かった！
「あたしはブハラと違ってカラ党よ‼審査もキビシクいくわよー」
試験官の女の方が言った。
え、じゃあ不合格じゃん。ま、兄さんも合格しないだろうし今回は諦めよ。
「2次試験後半、あたしのメニューはスシよ‼」
…スシ？なにそれ。形状すらわかんないってどうすればいいの？
Aが周りを見ると誰もわからない様子。
ってわけでもなさそうだ。
1人だけめちゃくちゃ笑ってるハゲがいる。
なんかムカつく。
女の試験官がスシはスシでもニギリズシしか認めないとか言ってたけどスシ自体わかんないと意味無いでしょ。
よし。今回は諦めよ。兄さんが合格しないように祈っておこ。
「悪‼おなかいっぱいになっちった」
という試験官の一言で試験は終了した。
合格者、0。
ということは、兄さんも不合格？よしっ！とりあえずは一安心だね〜。
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Pistachio(プロフ) - 明里香さん» ありがとうございます！訂正します！ (2019年8月13日 6時) (
レス) id: 6b5b204f97 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 12話に誤字がありました。「感動の再開」ではなく、「感動の再会」です。 (2019年8月13日 0時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
ヒガンバナ(プロフ) - 面白すぎる！面白すぎます！！！最高です！続きを楽しみにしていますね！ (2019年3月6日 22時) (レス) id: 5d73287e24 (このIDを非表示/違反報告)
Pistachio(プロフ) - RTさん» コメントありがとうございます！励みになります^ - ^ (2018年8月24日 2時) (レス) id: b81020c23b (このIDを非表示/違反報告)
RT - とっても面白いです！更新頑張ってください！ (2018年8月11日 15時) (レス) id: da0e7ea281 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Pistachio | 作成日時：2017年2月16日 21時
