君らしい / ツリメ ページ9
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ピンポーン、と間抜けな音が鳴り響き室内モニターを見れば赤髪とメガネ。
「はーい」
エ「あっでた。Aーきてー」
「え?はーい」
何だろう、と思いつつ玄関のドアを開けると
エ「はっぴーばーすでー!!」
リ「お誕生日おめでとう!A!」
そ「おめでとー!!」
祝福の声を浴びる。
「うわっびっくり、ありがとう〜 そらもいたのね!」
そ「なにそれチビって言いたいの?笑」
「さあ?笑 んで、今日は4人じゃないのね」
エ「おう、ツリメは学校行ってるー」
「そっかぁ、残念 。でも皆が来てくれて嬉しいよ!」
「ところで…この大きい箱は何?」
3人の足元にある大きい箱に目がいった。
そ「あー、これ?俺らが帰ったら開けてね」
「なんで?今開けたい」
手を伸ばすと
「「「だめー!!!」」」
声を揃えてストップをかけられる。
「何ぃ?ますます怪しいんだけど…なんか嫌なもの入れてたら本気でアバハウスの服メルカリに出すからね」
エ「大丈夫だから、絶対喜ぶから笑 それはやめて笑」
「ふぅーん」
エ「とりあえず部屋運ぶわ」
エイちゃんの言葉で協力しながら部屋の中に運ばれるダンボール。
リ「次アバハウスでパーティーするから来てね!待ってる!」
「えっ何それ聞いてない、最高。行く!」
そ「じゃあ連絡するからよろしく!」
「はーい!」
***
3人と別れた後、部屋の中のダンボールを眺める。
「喜ぶものってなんだろ…怖いんだけど」
独り言を呟きつつダンボールに手をかけると、突然視界が金色になる。
ツ「Aはっぴーばーすでー!」
「うわ!えっ…」
ツ「お誕生日プレゼントのツリメ the 天使です!」
今日は会えないものだと思っていた為、思わず泣いてしまった。
ツ「泣かないで〜笑 まあとりあえず、」
私を優しく抱きしめる。
「落ち着く…いい匂い」
私も彼の腰に手をまわすと頭をぽんぽんと優しく撫でてくれた。
ツ「A」
「なーに?」
私を一旦離した後、すぐにまた視界が金色になり気がつくと唇に彼の感触。
驚きながら彼の顔を見ると、頬を僅かに赤く染めて
ツ「すき、」
そう呟いた。
「私は…だいすきっ…!」
その後仲良くアバハウスに行くと3人に冷やかされながらも歓迎してもらい、パーティーでいやほいをした。
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らぴまる 。(プロフ) - ミツさん» わあ〜!恐縮です>< ありがとうございます!これからもミツ様含め、すべての読者様にご満足いただけるような作品作りが出来るように頑張ります! (2017年5月10日 23時) (レス) id: 68c41e6b9c (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - コメント失礼します、お話読んでとってもきゅんきゅんしました…!更新頑張ってください…! (2017年5月10日 16時) (レス) id: 49261320bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:らぴまる。 | 作成日時:2017年4月23日 11時